アルバイター氏の”質問”に答えてみようのコーナー
こんなことを言ってくる人がいます。
私は今回の一連の論争で
1白燐弾は化学兵器ではない
2白燐を利用した兵器の加害性は熱を使う以外にはない
3白燐は傷痍兵器ではない
4白燐の煙も毒性は低く実際の使用に際して死者や機能障害を出させることはできない
5表剤は各国に対する明示的な牽制の意味合いを持ちそのことから白燐がそこに無いことはありえない
以上のことを確信しました私のこの確信を覆していただけるのでしょうか
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
はっきり言って、最初から結論ありきの無敵くんの確信を覆すことは不可能です。
さて、アルバイター氏はどうでしょうか?
ようやく、表が定義ではないことを理解し、「5表剤は各国に対する明示的な牽制の意味合いを持ちそのことから白燐がそこに無いことはありえない」の確信は撤回したようなので、多少は期待しているのですが・・・
上記の確信に対して単純に答えるならこうなります。
1 | 白燐弾は化学兵器ではない | そうとは言えない。 |
2 | 白燐を利用した兵器の加害性は熱を使う以外にはない | 化学火傷の事例がある。 |
3 | 白燐は傷痍兵器ではない | 白燐弾は普通に焼夷兵器としても使われてきた。 |
4 | 白燐の煙も毒性は低く実際の使用に際して死者や機能障害を出させることはできない | 白燐の煙による負傷者の事例がある |
5 | 表剤は各国に対する明示的な牽制の意味合いを持ちそのことから白燐がそこに無いことはありえない | 牽制云々には根拠がない。塩素やくしゃみ剤など表剤にない毒性化学物質は珍しくない。 |
まあ、確信しちゃってる人には理解できないかもしれません。
以下は、アルバイター氏の18*1の質問に対する返答です。ちなみに同じ質問が何度も繰り返されて水増しされているので実際は18もありません。
白燐弾に関する細かいこと・初歩的なことに興味がない人には面白くもないでしょうから(続きを読む)形式にします。
長くなるし。
質問1
1>>市街地に黄燐焼夷弾が投下された際の濃度の根拠としては弱いですね
ガザにおいて使われてる白燐弾の使用状況は参考になりませんか
- 質問の補足
切り取られている意味がわかりにくいですが、
1)アルバイター氏が白燐の煙が人を害する濃度になり得ない、と主張
2)私が、開けた土地での実験結果しかないよ、と回答
3)アルバイター氏が週報「第336号(昭和18年3月24日号):週報でみる戦時生活」にある、と主張
4)私が、以下の回答
「この週報の基になったのは、確か大阪で陸軍が実施した焼夷弾の実験によるもので、実験用建物を作ってはいますが実験の性質上、周囲は開けた状態になっていたはずですよ。
この週報当時は本格的な空襲もなく、どの程度の密度で爆弾が投下されるかも予測に過ぎませんでしたから、実際に市街地に黄燐焼夷弾が投下された際の濃度の根拠としては弱いですね。それに軍部は防空体制に民間人協力も当て込んでましたから、致死性でなければ「無害」と表現したと思われますね。実際、別の資料では有害とされているわけですから。」
5)アルバイター氏が、これに対して「ガザにおいて使われてる白燐弾の使用状況は参考になりませんか」
- 回答
参考も何も、ガザからは白燐煙が消火・救援活動の妨げになっているという報告があったはずですが?
白燐煙の濃度が人を害する濃度ではなかった、などという報告がガザから出ているなら提示してください。
質問2
2>2条7に暴徒鎮圧剤の定義がありますが
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>>短時間で消失するような人間の感覚に対する刺激または行動を困難にする
以下略
白燐が化学兵器ならなぜこんな使い方が出来るのでしょうか
- 質問の補足
引用部分が無茶苦茶なので、元の部分を以下に示す。
2条7に暴徒鎮圧剤の定義がありますが
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>短時間で消失するような人間の感覚に対する刺激または行動を困難にする体への効果を速やかに引き起こす物>ならば
NO.12
>煙覆後の突撃発揮は自衛隊の基本訓練なんですがね。
>当然煙を出すのはWP弾なわけで、これがそんな猛毒ガス出すのなら使えるわけが無いのに・・・
>各国軍は自国の歩兵をもう毒ガスに突っ込まして殺そうとしている、とでも言ってみればいいのにw
>Posted by hige at 2005年11月27日 17:09:54
その下NO,13
>本職の自衛隊員であるhigeさんがそう言うのですから、間違い無いですね。
http://obiekt.seesaa.net/article/9813772.html
週刊オブイェクトからコピペ
こういった使い方はできないかと。濃度も風向きや地形等で制御が難しいので突撃時だけ薄くなどはできません
- 回答というか確認
暴動鎮圧剤の定義とか関係なく、”ソースはオブイェクト”で、ネット上の自称自衛官の証言のみが根拠の主張ですか。
実際にどのように使っているかは自衛隊に確認するしかありませんが、煙幕ってWP弾しかないわけじゃないでしょう?WP弾の煙幕に対してガスマスクもつけない歩兵が突入した事例って実際にあるんですか?オブイェクト以外のソースを示してほしいのですが。
質問3
3>またこの記事の中で
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>>「CWCが規定された当時WP発煙弾は周知の兵器であったしシェイクンベイク的な戦術も軍事関係者には
以下略
シェイクンベイク戦術に関しては納得されましたか?
- 質問の補足
引用部分がわかりにくいので、元の部分を以下に示す。元ネタは野木恵一氏*2の軍事研究2009年4月号の記事。
またこの記事の中で
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>「CWCが規定された当時WP発煙弾は周知の兵器であったしシェイクンベイク的な戦術も軍事関係者には
>知られていた。白燐が化学兵器に該当すると考えられていたのであれば、制定当時から記されていたであろう」
と指摘されていますがどう思われますか
- 回答
白燐の煙に人を害する能力がなければシェイクンベイク戦術は成り立たないという私の主張の反証にはなりませんね。野木氏の主張は、”なぜ化学兵器禁止条約の表に白燐が記載されていないのか”を説明するための彼自身の解釈にすぎません。表が化学兵器の定義ではないことは何度も指摘していますし、アルバイター氏も了解したはずです。
質問4
4>>煙幕として使用できるが攻撃には使えない
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>攻撃と言っても煙幕を張るのも攻撃に含めています。
>濃度はウィキに
>>気体の急性吸入による最低危険レベルは0.02mg/m3とされ、これは燃料石油のガスと同じ程度である。
以下略
白燐の毒性か5酸化二燐の毒性はこれと比べて強いのでしょうか
これも引用部分だけではわかりにくいので・・・
- 質問の補足
1)アルバイター氏が、白燐の煙は人を害する程度の濃度になりえない、と主張。
2)私は、煙幕として使用できる濃度と人を害する濃度をどこで分けるのか、その条件提示を要求。元文は「煙幕として使用できるが攻撃には使えない、という条件を満たす濃度を教えてください。」
3)アルバイター氏は「攻撃と言っても煙幕を張るのも攻撃に含めています。」と韜晦し、酸化燐の最低危険レベルが石油ガスと同じと主張。
- 回答
わざと言い逃れているとしか思えないのですが、こちらの質問の意図は2)にあるとおりです。
簡単に言えば、酸化燐の最低危険レベル0.02mg/m3という濃度は煙幕として役に立つ濃度なのか?ということですが、その回答は得られておりません。
石油ガスとの比較も意味がありません。液体状態の石油からの揮発による石油ガス濃度と、白燐の燃焼によって生じる酸化燐の濃度が同程度であることを示すデータが何もしめされてません。
ちなみに、白燐を燃焼させた時に生じるエーロゾル*3の濃度は、2500〜3000 mg/m3であることがCDCによって紹介されています。燃焼条件が多少悪かったとしても0.02mg/m3以下であるとはちょっと考えにくいですね。
質問5
5>>CWCの第2条と非常に重要なことですので再度申しておきます。
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>では2条の第何項でしょうか
第2条1(a)という事を2009/06/02 00:50の書きこみから判断し
その前提で書いてきましたが実際には2条の第何項でしょうか
この後4回聞きましたがいずれも無視されておられます
- 回答
嘘をつかないでください。
2009/05/25 23:46 の私のコメントに
>CWCなら何条の何処に該当するかお答えください
事例の中でどう定義しているかはわかりませんが、もしCWCに該当すると考えているなら、第2条1(a)でしょう。
と回答しております。
嘘までついて言いがかりをつけるのは止めてください。迷惑です。
質問6
6>どんな<生命活動に対する化学作用>があるので白燐弾は化学兵器なのでしょうか
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
生命活動にたいしてどんな害が在るのでしょうか
- 回答
普通に未燃焼の白燐が付着すれば重度の化学火傷を引き起こしますし、酸化燐の煙も喉などを刺激するとされてますが、それを害とは言わないのでしょうか?
過去に何度もエントリーを上げているはずですし、アフガンで白燐弾による負傷をした少女が報道されてもいるはずですよ。
質問7
7>前駆物質とは要はとある毒性化学物質を作れる物質でその作成に使われる可能性
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>の高い物質のことであり、新発見の化学物質が無い限り該当しないですね
ホスフィンが発生するとお考えですか
水素は何処から来てどうやって反応するのでしょうか
- 回答
発生するかと言われれば発生しますよ。
化学反応としては、以下のようになるそうですが。
1.P4+3O2→P4O6
2.P4O6+6H2O→4H3PO3
3.4H3PO3→H3PO4 + PH3
(電価表示は省略してます。詳細は、http://www16.atwiki.jp/pipopipo555jp?cmd=upload&act=open&pageid=1903&file=%E7%99%BD%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%8F%8D%E5%BF%9C.jpg)
水素がどこから来たかといえば、空気中の水分からでしょうね。リン酸と同様に。
質問8
8>白燐弾の構造は種類によりますが煙幕の展開にのみ現在は使用されております
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>次に白燐ですがばら撒かれますと周りの酸素と反応し五酸化二燐に素早く変化し白燐の毒性や性質は保たれません
どうやって白燐で相手に害を与えるのでしょうか
- 回答
白燐が全て酸化燐になるわけじゃありません。
そもそも「五酸化二燐」に拘っているようですが、三酸化二燐も発生しますのでその認識は間違いです。これら酸化燐と水分からリン酸が発生し、同時にホスフィンも発生したりするようです。あと酸化燐は基本的に固体ですから、白燐の表面に残って白燐をコーティングすることもあるようです。
したがって、白燐が燃焼したら、「五酸化二燐に素早く変化し白燐の毒性や性質は保たれません」という認識は間違いです。
質問9
質問1や質問2とかぶってます。
9>また五酸化二燐の毒性を下の(追記3)にて指摘されておりますが
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>ガソリンなどと同じと言うことや自衛隊での使用状況から
>それらが問題の無い物だとは納得していただけるでしょうか
実際の使用例はガザでも自衛隊でも沢山ありますがそれらに対する反論はありますか?
- 回答・確認
(追記3)ってどこのことですか?
ガザでの使用例に反論なんかありませんよ。普通に白燐煙が消火・救援活動の妨げになっていると報道されてたはずですよ。
自衛隊での事例というのは、自称自衛官のネット上のコメント以外にソースを示してほしいのですが?
質問10
10>「表は定義じゃない」と指摘されたとおりこれに無いから化学兵器ではないということではありません
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>ですが逆に何故此処に含まれないのかと言う疑問があるのです
6月21日から問い続けています
何故でしょうか?
- 回答
アルバイター氏自身が示した塩素ガスなんか良い事例じゃないですか?
なぜ、塩素ガスは表にないんですか?
私に言わせれば、表は定義じゃないんだからそもそも関係ない。白燐も塩素も民生用に大量に生産されているので、第2条の定義に従って化学兵器か否かの判断をすればいいだけで表に載せる必要がない、で済む話なんですけどね。
表は定義じゃないことを了解しているのに、いつまで言い続けるんですか?
質問11
11>以前の記事でイラクを念頭に置いているからと仰られていますがイラク以外の国、戦争に対しても
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
以下略
イラクに対して以外にこの条約は力を持たないのでしょうか
- 回答
私はイラク以外に化学兵器禁止条約が効力も持たないなどと言ってません。曲解もいい加減にしてください。
化学兵器禁止条約の締結の時期から、その表に載せる化学物質の選定にあたって、イラクが保有していそうな化学兵器を考慮したであろう、とごく常識的な推測をしただけです。
こんな質問、何の意味があるんですか?
嵩増し?
質問12
12>>化学兵器か否かは第2条(定義)による
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>ですからその何処に化学兵器とする定義(根拠)があるのでしょうか
聞き方を変えれば白燐弾はどれに該当するのかと言うことを聞いています
- 回答
質問5、質問6、質問8で回答に、化学兵器の認定にあたっては、白燐弾をどのように使用したかという条件も考慮される、と付け加えれば十分でしょう。
質問13
13>それともうひとつ
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>白燐弾の何が(煙?リン?)どう作用するので白燐弾は問題なのでしょうか
>自分にはいまいち理解できないので問題点を示してください
これも非常に重要な問いですので是非お答えください
- 回答
同じ質問で嵩増しするのはやめてほしい。
質問6、質問8で回答済み。
質問13(2回目)
13>そもそも第2条1(a)に規定されている物と言う前提では無いんですか?
>以前白燐弾を第2条1(a)に該当する化学兵器だと仰られおられましたが
2と若干内容が被りますがどうでしょう暴徒鎮圧剤という前提なら
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
重要な前提条件がぶれておられます
- 回答
アルバイター氏は条約を理解していないようですが、白燐が毒性化学物質であっても、その毒性を戦争の方法として利用していなければ化学兵器と断定できません。
当該エントリ*4の事例では、どのように使用されたかは記事から判断できませんから、私が化学兵器だと断言できるわけではありません。ただ、使用方法によっては化学兵器と呼んでよいと考えています。
紹介した記事中で白燐弾を化学兵器と認定している根拠を想像するなら、第2条1(a)の定義に従っているであろう、と言っているに過ぎません。
勝手に”私が白燐弾は化学兵器だと主張している”などとすりかえるのはやめてください。
あなたの勝手なすり替えの上で、「前提条件がぶれておられます」などとは言いがかりでしかありません。
質問14
14>白燐からホスゲン(ホスフィンでしたね)が発生させられない訳ではないことはオブイェクトにて指摘されています
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>ですがこれはアルカリ水溶液と反応させないと発生しないなど
>非常に難しい事も指摘されておりこれは無視してもかまわないと思います
ここでホスフィンがアルカリ性の水溶液(酸素遮断のため)中でしか発生しないことを指摘したはずなのですが
ホスゲンと自分が勘違いしたので間違われたのでしょうか
- 回答
質問7で回答済み。
一点追加指摘するなら、
「アルカリ性の水溶液と反応して、ホスフィンを発生する」
は必ずしも
「アルカリ性の水溶液(酸素遮断のため)中でしか発生しない」
ことを意味しません。
論理学の基礎です。
質問15
15>着弾時に水素と白燐を反応するようにすれば別ですがそんな使い方はされていませんし
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>それはまさに化学兵器としての開発されたものです
>開発する理由がありませんがね
白燐弾の構造を示す設計なり仕様書なり使用例があれば十分な根拠になりえますね
そんなもの聞いたこともありませんが
- 回答
ホスフィンに関することであれば、質問7、質問13の回答で十分でしょう。
質問16
16>以上の点やこの表に挙げるかの厳密な規定があることから
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>この表にあるか無いかに意味がありまた
>ここに白燐が載っていないのはおかしいと考えます
表に無いことに意味はないとお考えですか?
自分は上の根拠から白燐が化学兵器なら載らないなどありえないと考えます
この表に意味が無いといわれる根拠は何でしょうか
scopedog氏はこれは定義ではないとしか仰られておりません
- 回答
アルバイター氏も了解したように、表は定義じゃないので、白燐が毒性化学物質かどうかを判断するにあたって表に含まれていないことは、何の意味もありません。
「自分は上の根拠から白燐が化学兵器なら載らないなどありえないと考えます」などとは、「表は定義じゃない」と認めているなら言えるはずないんですよ。
定義じゃない表の指針を示したところで何の意味があるんですか?
「この表に意味が無いといわれる根拠は何でしょうか」って、何度も言ってるように、表は「定義を構成するものではない」からです。
いい加減にしてください。
あなたがこの極めて単純なことすら理解できないから話が先に進まないんですよ。
質問17
1>通常の燃焼で白燐からホスフィンが発生したとは何処の情報でしょうか
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
- 回答
CDCの報告書の記載から。
Wind-tunnel tests in which white phosphorus was burned and oxygen was non-limiting produced an average aerosol mass concentration between 2,500 and 3,000 mg/m3, with the major components being polyphosphates, phosphine, and elemental phosphorus (Van Voris et al. 1987).
http://www.atsdr.cdc.gov/toxprofiles/tp103.pdf
風洞実験が通常の燃焼じゃないとかごねるのはやめてくださいね。
質問18
2>先ず空気中にどれだけの水素が含まれていて
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
>どうやってそれより遥かに反応しやすい酸素と反応せず
>水素元素3つと反応しホスフィンが発生するのでしょうか?
- 回答
質問7、質問13、質問15と同じです。
最後
以上18個ほどになりました
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20090522/1243013631
質問の水増しが趣味なんですか?
実際には13が2回あったので19個ですが、ホスフィン関連などは同じ質問が4つあったりして重複しているので、実質8個くらいですかね。
いくつかピックアップすると、こんな感じ。
- 表に意味がないという根拠を示せ。(質問16など)
条約付属書に、表は「定義を構成するものではない」と書かれているのに、こんなことを言える神経が信じられない。
化学兵器の定義を構成しない表をいくらひねくり回しても、白燐が毒性化学物質でないことの証明にはなりませんよ。これ以上どう簡単に説明すれば分かるのかなぁ。
- ホスフィンが発生するという根拠を示せ(質問7・13・15・18)
CDCの資料を上げたので、読んでください。
- 白燐の煙に害はない(質問4など)
CDCの資料からは、白燐の燃焼によって酸化燐(報告書ではリン酸塩などのエーロゾル)の濃度は2500〜3000 mg/m3に達してるので、容易に最低危険レベル0.02mg/m3を超えると思いますが?