大山事件に関連する場所の位置関係

「歴史学研究で使えるのは三等史料まで」と言った東中野氏が五等史料を使っている件 - 誰かの妄想・はてな版でさらっと書きましたが、地図を示した方がわかりやすいと思いましたので、アップしときます。

A:大山海軍中尉が1937年8月9日に遭難する直前に待機していた上海海軍陸戦隊西部派遣隊本部

B:大山海軍中尉が遭難した虹橋空港

C:日本資本の西部紡績工場

D:上海海軍陸戦隊本部


日本軍・政府は大山事件直後、大山中尉は西部派遣隊本部(図中のA地点)から、海軍陸戦隊本部(図中のD)へ向かう途中だったと発表していますが、だとすれば、虹橋空港(図中のB)で遭難するはずがありません。AからDに向かう予定で、Bに向かったのでは方向音痴にも程があります。