安倍・橋下型のメディア恫喝手法が定着

朝日記者「説明果たせなかったのは事実」と認めるも…維新・松井氏受け入れず 取材拒否1カ月 現場は「忸怩たる思い」
2013.10.31 16:09 [west政治]
 大阪維新の会堺市長選の投開票日直前に朝日新聞に政党広告の掲載を拒否されたことを発端に始まった取材拒否問題で、同社記者は31日、府庁で「朝日新聞が(掲載拒否の経緯について)説明をちゃんと果たせなかったのは事実だと思う」と認め、幹事長の松井一郎大阪府知事に取材の再開を求めた。一方、松井氏は「会社の対応を待ちます」と述べるにとどめた。
 この日の松井氏の登庁囲み取材で同社記者は「(上層部に)説明をさせきれなかった現場としても忸怩(じくじ)たる思いがある」と言及。「(取材拒否について)月内で決着というところで考えていただけないか」と再開を求めたが、松井氏は「現場のみなさんとの関係とは別の次元の話なので、会社の対応を待ちます」と語った。
 維新による朝日の取材拒否をめぐっては、維新代表の橋下徹大阪市長が、朝日から内部告発があったと明かし、「橋下嫌いの幹部が強引にキャンセルしたと聞いた」と発言。掲載拒否の経緯についての説明を求めた。朝日側は改めて説明を行ったが、橋下市長は「説明責任は不十分」と反論。文書による回答を求めたが、維新関係者によると、31日現在で提出されていない。
 取材拒否は堺市長選の投開票日(9月29日)から1カ月以上に及んでいる。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/131031/wlf13103116130015-n1.htm

日本のメディアは既に虫の息。