ちゃんとしてない日本人のたわ言

「「ちゃんとした子どもを作って国力増強!」と連呼する婚外子差別のメンタリティ 」の記事の、特に「西田氏はこう言った。「ちゃんとした家庭で、ちゃんとした子どもを作ることによって、ちゃんとした日本人が出来てですね、国力も増えるんですよ」。」と言う部分にかちんときました。
婚外子、極右の言うところの「妾の子」はちゃんとした子どもではない、と露骨に差別する台詞です。これが差別として糾弾できない社会に日本はなってしまいました。
たとえ「妾の子」であったとしても、それをちゃんとした子どもではないと決め付けるのはどういう了見か、と思います。


で、このエントリーの主題はそれではなくて、読んでてふと気づいたことです。

竹田恒泰氏も畳み掛ける。「平等っていうのは、あくまでも原則なんですね。原則があるってことは例外があるんですよね。じゃあどういう時に例外を作っていいかというと、合理的な理由に基づいて区別もしくは差別というかはともかくにして、合理的な理由があれば原則はなくしていい」。

http://www.huffingtonpost.jp/satetsu-takeda/post_6065_b_4215766.html

おや?竹田恒泰氏の曾祖母・昌子は、明治天皇の側室の子、つまり「妾の子」じゃないですか。ちゃんとしてない妾の子のひ孫がここにいたよ・・・。

まあ、これは「妾の子」とか関係なしに色々ろくでもないものをこじらせた結果の例外なのでしょう。

竹田恒泰氏が人としてちゃんとしてないことと、彼が妾の子のひ孫だということは因果ではなく、偶然のなせる業に違いありません。