“ドアは常にオープン”の安倍方式を採用したロシア

この件。

露首相の北方領土訪問「過去も大きな打撃ない」

読売新聞 8月19日(水)11時19分配信
 【モスクワ=緒方賢一タス通信によると、ロシア外務省の対日関係の担当者は18日、メドベージェフ首相の北方領土訪問について、「過去にも行われたが露日関係に大きな打撃は与えなかった」と同通信に語った。
 首相が近く択捉島を訪問する構えを示す中、日本政府の反対を押し切って訪問を強行しても、日露関係全体に影響は及ばないとの認識を示したものだ。
 この担当者は、年内の実現を目指すプーチン大統領の日本訪問や、その準備のための岸田外相のロシア訪問の調整が遅れている原因は、日本側にあるとも指摘した。
最終更新:8月19日(水)11時19分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150819-00050051-yom-int

中国や韓国を愚弄する対応をとりながら“ドアは常にオープン”と嘯いてきた安倍方式をロシアが採用した感じですね。実際、中韓にしても対日断交するような軽率な対応は取りませんでしたし、それを見た日本右翼は“安倍外交勝利”とばかりにはしゃいだわけで、首脳会談が出来ないのは中韓のせいだとも言ってきたわけです。
メドベージェフ首相が南千島北方領土)を訪問したところで、日本側はロシアに対して打撃を与えようとするほど愚かではないでしょうしね。せいぜい首脳会談を避けるといった対応程度でしょうが、「プーチン大統領の日本訪問や、その準備のための岸田外相のロシア訪問の調整が遅れている原因は、日本側にあるとも指摘」というのもまた日本が中韓にやってきたことを返されているようなものです。
自業自得ですね。