民主党に対しては平気で「モナ男」などという侮辱表現を使うのは新聞としてどうなのか、と思うね。

まあ、産経新聞が新聞の名に値するかと言えば、明らかに値しませんけど。
安倍政権の広報誌と言うレベルすら下回る右翼プロパガンダ団体ですからね。
宮崎氏辞職表明 宮崎氏の辞職を受け、民主・モナ男ら政界不倫男どもは一体どうする?(産経新聞 2月12日(金)12時57分配信 )

この記事で触れられているのは、民主党細野豪志の他に、自民党後藤田正純自民党・中川郁子、自民党・門博文、自民党鴻池祥肇自民党・船田元、自民党・畑恵が直近の事例として、古い話としても、自民党三木武吉自民党大野伴睦自民党・園田直、労農党・松谷天光光です。
ほぼ全てが自民党議員に関する不倫事案であるにもかかわらず、記事タイトルでは「民主・モナ男ら政界不倫男ども」と表現で、民主党に対する印象操作と細野氏に対する侮辱を行っています。細野氏が直近の事例というわけでもなく、言及されている事例で最も新しいのは、自民党後藤田正純の事案ですから、産経新聞が意図的に自民党擁護と民主党中傷を目的とした印象操作をたくらんでタイトルをつけたと言うべきでしょうね。

安倍首相を「安倍」と呼び捨てにしただけで発狂した産経新聞

【国会前反安保集会】本当に有識者? 首相呼び捨てで批判「安倍の頭にくぎを」「安倍は絶対倒す」「安倍を返り討ちに」(2015.9.15 00:01更新 )
戦争法案を強行採決した際のデモの発言に対して、産経新聞は上記タイトルの記事を挙げています。記事は発言者と発言内容をダラダラと記載しているだけのものですが、その中に次のような産経新聞としての弁明を入れています。
「(安倍晋三首相の呼称は登壇者の発言を尊重しました)」
安倍に対しては、いちいちこのような弁明をつけて報じるのに対して、細野氏に対しては「民主・モナ男」と平気で表記するわけですから、新聞を名乗る資格もない権力者への媚び諂いっぷりです。

これが週刊誌ならば、さもありなんと思う程度ですが、産経は自紙のことを新聞だと詐称しているわけですからねぇ。