相も変らぬデマの再生産(UPは30日)

何度も指摘され破綻している南京事件否定論歴史修正主義者が再利用して、産経新聞が宣伝するといういつものプロパガンダです。

【書評】

『謎解き「南京事件」』阿羅健一著

2014.1.26 09:30
 昭和12年12月に起こったとされる南京事件。日本軍が南京の一般市民30万人を殺害したなどと、中国が宣伝しているが、実際はどうだったのか。
 南京には100万人以上が居住していたが、戦争が始まると80万人が脱出、残留した市民は安全区に残った20万人だけだった。そして南京陥落後には、脱出者が戻ってきて25万人に増えた。これだけをみても30万人虐殺がでっち上げであることが明らかだ。
 著者はこのようにして、強姦、略奪、火災などについても実証的に南京事件を検証、事件の真実に迫る。(PHP研究所・1575円)

http://sankei.jp.msn.com/life/news/140126/bks14012609300003-n1.htm

この短い「書評」と称するデマ拡散の中にすら明白な嘘があるという産経新聞らしい構成です。
南京の人口問題については、過去記事に書いていますので今回は略します*1

*1:本当は重複を厭わず提示すべきとも思いますが、さすがに安倍政権下で発せられるデマの数が半端じゃないので