潜在的な前提に歪みがあると思う

木村草太氏の「親子断絶防止法の課題」の内容がひどかった件」についたブコメにこんなのがありました。

別にDVだけでなくても、ギャンブル狂いからの借金で離婚した父親の顔など二度と見たくも無いと言っている人だっているわけで。当事者たちの頭の上で議論が行われているという感覚が拭えない
hogefugapiyoxのコメント 2017/05/22 09:35

http://b.hatena.ne.jp/entry/338372127/comment/hogefugapiyox

離婚後親子の面会交流に消極的・否定的な親子断絶防止法反対派の意見で同趣旨の内容をよく見かけますが、この手のコメントが前提としている内容ってそもそも歪んでいるんですよね。
つまりコメントの言うところの「ギャンブル狂いからの借金で離婚した父親」ですが、その父親が別居親になっている前提です。

ところが実際には「ギャンブル狂いからの借金で離婚した父親」が同居親になってしまい、別居親として追い出された母親が子どもと引き離される場合もあるわけです。
そういう「当事者たち」の存在が、こういうコメントをつける人の頭にはないんですよね。