なお、(id:)scopedog氏の文章は「勉強になる*8」ものの、時々「は?」と思うことがありますが今回も首をかしげる記述が。
問題なのは、慰安婦は意に反する売春を強いられた被害者であるという認識を持っているはずの論者でさえ、“なぜ韓国は強制連行にこだわるのか”と嘯き慰安婦問題の人権侵害性を訴えるよりも強く強制連行否定の主張を行い、事実上、極右否認論者と同じ側に立って排外差別を助長している点です。
ここで彼が批判してる論者ってのは具体的に誰のどんな主張なんですかね。批判するなら具体的文章の引用ぐらいしろと言いたい。もちろん「以前のエントリで引用し紹介しました」なんてのは何の言い訳になりません(たぶん以前のエントリでもそんな事してないでしょうが)。
慰安婦は意に反する売春を強いられた被害者であるという認識を持っているはずの論者
で小生が思いつくのは、「河野談話の河野洋平元官房長官」「吉見義明*9中央大学教授」「永井和京都大学教授」「林博史関東学院大学教授」「西野瑠美子*10・バウネットジャパン共同代表」「社民党や共産党の国会議員」といったところですが、彼らの中にそんな人いましたっけ?。
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20140820/2310987654
想定していたのは、木村幹氏とかあるいは大沼氏などアジア女性基金関係で韓国側に批判的な主張をしている論者ですね。それぞれ程度に差があり一概には言えないので特に具体的な引用はしませんでしたが、最近の傾向として「アジア女性基金」の当事者や支持者が、韓国での補償の失敗の責任を韓国側に押し付ける論調が強くなっていると感じているのでそう指摘したわけです。
木村氏に対しては何度も記事にしていますのでわかる人にはわかると思いましたが。
河野氏、吉見氏、永井氏、林氏、西野氏、社民、共産だけしか思いつかないのは、少し範囲が狭すぎるように思いますね。それだけしか想定せずに首をかしげられても困ります。まあ、別にbogus-simotukare氏向けに書いているわけではありませんので、わからない箇所とかもあるでしょうけど、わからないなら普通に聞くとかできませんか。
「批判するなら具体的文章の引用ぐらいしろと言いたい。もちろん「以前のエントリで引用し紹介しました」なんてのは何の言い訳になりません(たぶん以前のエントリでもそんな事してないでしょうが)。」とか揶揄交じりに言われなきゃならないほどのこととは思えないんですけどね。
どうしてこう無駄に攻撃的なんでしょうか。