2018年2月第3週の韓国政権支持率抜粋

2018年2月第1週 年齢別

*1

年齢 支持率 不支持率
全体 62.9% 32.4%
19~29歳 63.2% 33.0%
30代 77.9% 20.1%
40代 74.5% 24.0%
50代 54.5% 39.5%
60代~ 49.4% 41.6%

2018年2月第3週 年齢別

*2

年齢 支持率 不支持率
全体 66.2% 28.9%
19~29歳 70.5% 25.6%
30代 77.3% 20.6%
40代 77.7% 20.6%
50代 62.2% 33.6%
60代~ 49.4% 39.9%

20代の支持率が回復

2018年2月8日にデイリー新潮が「「文在寅」に冷める韓国の若者 許せない南北合同の“ズル”(2/8(木) 5:58配信 デイリー新潮)」なる記事を配信していて*3、その中で以下のように記載してありました。

 今まで文在寅(ムンジェイン)政権を支持してきた、韓国の若者の熱が急速に冷めている。
「これまで政権支持率は概ね70%前後。北朝鮮の五輪参加決定で一時は80%も窺う勢いでしたが、今や60%も切りかねない。中でも20~30代の支持率が急落中です」(在ソウル記者)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180208-00537349-shincho-kr

オリンピックでの対北朝鮮対応に韓国の若者が不満を持ち、文政権の支持率ががた落ちだという主旨の記事でしたが、オリンピックが始まってからは支持率が回復し、20代の若者の支持率も70%まで回復しています。
リアルメーターでの年齢別支持率を見る限り、文政権は50代・60代以上の高齢者層では比較的支持率が低いものの、30代・40代の中堅層では未だ80%近い支持率で、20代でも70%の支持率となっていて、若者に支持されている政権と言えそうですし、対北朝鮮政策を含めて韓国世論は概ね支持していると言えるでしょうね。

2018年2月第1週 地域別

*4

地域 支持率 不支持率
全体 62.9% 32.4%
ソウル(서울) 63.0% 33.6%
京畿・仁川(경기/인천) 62.6% 30.4%
大田・忠清・世宗(대전/충청/세종) 61.8% 35.4%
江原(강원) 58.0% 33.0%
釜山・慶南・蔚山(부산/경남/울산) 62.6% 34.9%
大邱・慶北(대구/경북) 48.8% 45.0%
光州・全羅(광주/전라) 79.6% 16.7%
済州(제주) 75.3% 24.7%
首都圏(수도권) 62.7% 31.7%

2018年2月第3週 地域別

*5

地域 支持率 不支持率
全体 66.2% 28.9%
ソウル(서울) 69.1% 26.8%
京畿・仁川(경기/인천) 69.8% 27.1%
大田・忠清・世宗(대전/충청/세종) 58.6% 32.8%
江原(강원) 65.3% 30.6%
釜山・慶南・蔚山(부산/경남/울산) 61.7% 34.0%
大邱・慶北(대구/경북) 44.9% 45.3%
光州・全羅(광주/전라) 84.9% 11.4%
済州(제주) 82.9% 9.4%
首都圏(수도권) 69.5% 27.0%

大邱・慶北で不支持率が支持率を超える

首都圏では概ね7割の支持率を維持し、保守派の強い大邱・慶北では支持率と不支持率がほぼ拮抗、数字的には逆転しています。進歩派の強い地盤を含む光州・全羅・済州では支持率が8割以上、その他の地域では6割程度の支持です。
文政権の政策が進むにつれて、地域対立の様相が色濃くなってきたと言えるかもしれません。