一瞬、2011年12月のニュースかと思いましたが、2012年12月のニュースでした。
日銀とインド中銀が通貨交換協定再締結、限度額5倍に拡充
2012年 12月 4日 16:45 JST[東京 4日 ロイター] 日銀は4日、インド準備銀行(中央銀行)との2国間通貨スワップ(交換)協定を再締結したと発表した。昨年末に日印両政府が合意済みだったが、インド側の事情でこの度発効した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE8B304F20121204
期限は2015年12月までの3年間で、限度額は従来の30億米ドルから5倍の150億ドル(1兆2000億円)に引き上げられた。日銀は政府の代理人で、両国で外貨が不足した場合相互にドル資金を融通する仕組み。
日印両政府は昨年12月、同年6月に期限の切れた通貨スワップ協定を拡充することで合意していた。世界的に流動性不安が高まるなか、インド通貨ルピーがが対ドルで急落し、同国で外貨不足懸念も生じていたのが背景。発効まで1年を要した理由については、日銀・政府ともにインド側の事務手続きが理由とのみ説明している。
(ロイターニュース 竹本能文)
日印、通貨スワップ拡充で署名 上限150億ドルに引き上げ
2012/12/4 15:50財務省と日銀は4日午後、日銀とインド準備銀行(中央銀行)の両総裁が通貨スワップ(交換)拡充で署名し、協定が発効したと発表した。4日から3年間有効とする。緊急時に円やインドルピーを通貨当局間で米ドルに交換する通貨スワップはすでに2008年から11年の3年間、30億ドルを上限に始めていた。11年12月の日印首脳会談で、上限を150億ドルにすることで合意していたが、事務手続きに時間がかかっていた。2国間の経済や金融面での協力強化を目指す。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL040JC_U2A201C1000000/
単純な事務手続きだけの問題にしては、丸1年間はかかりすぎな気がしますが、どうなんでしょうね。
インドで起きた工場の暴動などの影響かな、とも思いますが、それも夏の話ですから他にも理由があったのではないかなと推察していますが。