雑感
徒然の感想。
- 選挙報道が競馬中継と大差ない構成なのはどうかと思うけど、これが今の有権者のレベルなんだろうな、と。
- ねじれ解消して安定多数にまで達する以上、政権運営につまづいても前国会最終日のように野党のせいにはできないはずけど、安倍政権だし次はメディアのせいにしそう。常に敵を作って叩くという手法は、橋下市長がいくつも前例を作っているしね。ほとんどの人たちは自分が敵認定されるまで眠ってるよね、どうせ。
- 「何でも反対の野党」*1より「何でも賛成する野党の皮を被った閣外与党」の方が性質が悪い。それ以上に「野党に耳を貸さない与党」の方が問題なのにそれを盲目的に支持する、まるで中国共産党一党支配に甘んじる中国国民のように。中国との違いは、日本には政治の自由がある点だけど、日本人はそれを使いこなせていないので結果として、中共支配とそっくりの自民支配に甘んじてる。
- 1時20分現在、与党の自民・公明が130議席以上、事実上の閣外与党である維新・みんなが20議席以上、改憲勢力は160議席ほど。護憲勢力の共産・社民は13議席ほど。民主党は60議席近く残っているが去就は心もとない。改憲勢力が民主などから何人か釣り上げれば改憲発議可能になりますねぇ。
- それにしても2009年に民主党に投票した人たちで今回民主党に投票しなかった人は、自民党が50年かけて壊してきた日本を民主が4年で治せるとでも思ってたんでしょうか?それとも政権交代自体が政官癒着で劣化していた政治システムを活性化すると期待したんでしょうか?
- さて次の国政選挙は衆院選でしょうけど、小選挙区制に問題があるかどうかはともかくとして、その制度で勝たないと話になりません。対立候補の乱立は野党不利になるので選挙協力に向けてちゃんと話し合いできればいいんですけどね。
*1:実際には何でも反対してるわけじゃないのに、そういうレッテルを貼って野党の政治活動を制限してきた風潮は民主主義の自殺に等しい。http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-07-14/2013071402_05_1.html