任期制自衛官に対する自衛隊内での蔑視があるのかもね

Apemanさんが紹介*1していた「NNNドキュメント 2/23放送「自衛隊の闇」」を見ました。
主旨とずれるかも知れませんが、自衛官の自殺が後を絶たないといった言及があり、それについて感じたのがタイトルのような感想。
徴兵制について書くと湧いて出てくるアホな軍オタの妄言にこんなのがあります。

徴兵制は自衛隊に迷惑 2014/02/13 23:29
ド素人を2年とか訓練したって、今の先進国の軍隊では使い物にはなりません。ド素人が考えそうな、人の考えとは違う俺かっこいい論者ってキモいです。若者に職がないんだったら、普通に職を与えればいいだけです。

http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20140213/1392221589

これが単に自衛隊とは一切関係のないアホな軍オタだけの認識なら大して害はないんですが、この手の認識を流布している傀儡には現役自衛官を名乗る者もいますし、田母神氏とかトンデモな将官だっていますから、そういう自衛官連中、エリート意識の塊であるトンデモ将校や軍歴が長いだけでプロ意識ばかり強いロートル下士官から見れば、任期制自衛官なんて蔑視の対象でしかなくてもおかしくなさそうなんですよね。
任期制でない普通の仕事なら、育てるという感覚を持つでしょうけど、どうせ2〜3年で辞める奴らとか認識してたらちょうどいいイビリ相手としか考えないのもいるでしょうしね。

本質的な問題が、主として自衛隊の隠蔽体質や警察が介入できない閉鎖的な構造にあることは当然として。