沖縄の民意を示した結果だと思うが、どうせ本土の人間は次も見捨てるだろうね

福島と違って、沖縄は民意をかなり明確に示していますね。
那覇市長選 城間氏が初当選
沖縄県知事選 翁長氏が初当選

NNNドキュメント'14 希望と翻弄の狭間で 基地の島 沖縄で暮らす(2014/11/16)

とは言え、これで基地移設を食い止められるかと言えば、まず無理、というのが妥当な予測でしょう。

理由は言うまでもなく、政府自民党が米軍基地を沖縄に押し付ける方針を堅持しており、その自民党を圧倒的多数の有権者が支持しているからです。仮に年内に解散総選挙が起きたとしても、ほぼ100%の確率で自民党が政権を取り安倍政権が継続します。

沖縄が基地にNOを突きつけたとしても、本土はYESだと言い続けるわけです。止められるわけがありません。

本土の人間が沖縄基地問題で反対の声を挙げても、保守メディアは、県外の人間ばかりだと揶揄するだけで、ネット民もそれに同調するだけですしね。香港デモのときに海外からの介入があると指摘した中国政府のやり方と大差ありませんが、沖縄では効果的なやり方でしょうしね。

安倍政権が基地移設を強行しようが、基地の米兵による沖縄県民に対する暴行事件が起ころうが、在沖米軍の事故により死者が出ようが、私たち本土の人間は、沖縄県民を“気の毒に思うだけ”で、具体的には何もせず見捨てます。鳩山政権の時にやったようにね。
そして、反対に疲れ果てた沖縄県民がせめて補助金をと考えを変えたら、沖縄県民を物乞い扱いするんでしょうよ。