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領土展示館が開館=尖閣竹島、日本の立場発信―政府

1/25(木) 9:17配信 時事通信
 沖縄県尖閣諸島島根県竹島に関する資料を展示する「領土・主権展示館」の開館式典が25日午前、設置場所の東京都千代田区市政会館で行われた。
 尖閣諸島竹島がわが国固有の領土であることを裏付ける公文書や写真などを展示、日本の立場を発信する。オープンは同日午後1時。
 政府が領土関連の資料を展示する施設を設置したのは初めて。資料では、1919年に尖閣諸島付近で遭難した中国漁民を日本人が救助した際、中華民国駐長崎領事から贈られた「感謝状」の中に、尖閣が日本の領土だと認める記述が残っていることなどが確認できる。
 開館時間は土日祝日、年末年始を除き午前10時から午後6時まで。入館は無料。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000035-jij-pol

暇が出来たら行ってみようかな。
独島(竹島)関連で太政官指令があるかどうかは興味がありますし。

参考:「外務省サイトが「竹島外一島ノ義本邦関係無之義」(太政官指令 1877年3月29日)に触れないのはよほど都合が悪いからなんだろうね
(※:文書標題中の「竹島」は現在の欝陵島、「外一島」が現在の独島(竹島)を指している)

台湾が日本領だった当時に、尖閣が日本領だと書かれた文書に何の価値があるのかな。

「1919年に尖閣諸島付近で遭難した中国漁民を日本人が救助した際、中華民国駐長崎領事から贈られた「感謝状」の中に、尖閣が日本の領土だと認める記述が残っていること」とのことですが、1919年と言ったら、台湾が日本領だった時ですからねぇ。

尖閣が台湾に付属すると主張する中華人民共和国中華民国(台湾)にとって、台湾全体が日本の植民地になっていた時期の尖閣を「日本の領土だと認める記述」を示されても何の意味もなく、「わが国固有の領土であることを裏付ける公文書」にはならないんですけどね。
それにその時期の日本国内での行政区分で、尖閣が植民地台湾だろうが沖縄県だろうが、あるいは仮に東京都であったとしても、台湾が植民地でなくなって以降の中国にとっては何の関係もないでしょうに。