慰安婦像に対して安倍政権がまた喚いているので、性奴隷の事例を紹介しておく

フィリピンに慰安婦像 日本大使館が懸念表明(12月11日 20時04分)」の件。
もちろんフィリピンとの間は“日韓合意”はありませんので日本政府が文句をつける道理はどこにも無いんですが、安倍政権下の人権嫌いな日本人には理解できないでしょうね。

とりあえず、フィリピンでの日本軍慰安婦の事例を挙げておきます*1

女性の人権アジア法廷―人身売買・慰安婦問題・基地売春を裁く

(P133-135)

証言 日本政府は誠意を示して

ビクトリア・カンラス・ロペス(フィリピン・日本軍「慰安婦」制度被害者)
 こんにちは。私は1922年4月20日生まれです。夫は亡くなり、七人の子どもがおります。
 二歳のとき父が亡くなり、ひとりっ子の私は母と一緒にマニラに引っ越しました。母は再婚し、義父との間に六人の子どもをもうけました。高校二年まで学校に行き、その後六ヶ月、洋裁を習ってからその仕事の見習いになりました。十四歳ごろパンパンガに戻ったとき、義父は農場を監督していました。母は家のまわりに野菜を植えて、朝その世話をし、午後から夕方五時までは農場に出て働きました。
 1942年の3月、日本軍の六輪トラックが、食料を調達するために村にやって来ました。兵隊たちが家に来てドアを叩き、食料庫の鍵をよこせと言いました。でも鍵はでかけていた両親が持っていましたので渡せませんでした。すると日本人は食料庫のドアを破って、五十キロ入りの米を三百袋、次から次へと運び出しました。コバヤシという上官が私を捕まえました。私は泣き叫び、抵抗しようとしましたが無駄でした。弟が聞きつけて部屋から出て来たのですが、二度兵隊に殴られて気を失ってしまいました。
 私はトラックに乗せられ、シドラナン小学校に連れて行かれました。そこが日本軍の駐屯地になっていたのです。建物は新しくなりましたが、この学校はいまもあります。トラックには他に女性は誰も乗っていませんでした。
 六時ごろ、私は平屋の学校の教室の一つに入れられ、閉じ込められました。抵抗するとコバヤシは私の胃のあたりを蹴り、殴りつけ、服を破って強姦しました。初めての性交渉だったので、出血しました。コバヤシは、私を二度強姦し、部屋を出ていきました。私は部屋の角に座りこんで泣き、祈りました。
 その日から、部屋の外には衛兵が立ちました。三ヶ月間、コバヤシだいたい日中に二回、毎晩三回、私を強姦しました。他の兵隊は誰も部屋に入ってきませんでした。外に出るどころか、トイレに行くことも許されず、ただボウルを一つ渡されただけでした。お風呂も同じ部屋で入りました。ときどき兵隊が食べ物を差し入れにきました。私は何もできませんでした。
 ある日、義父が洋服と食べ物を差し入れに来てくれました。でも兵隊たちは義父を私に会わせる代わりに連れ去って、太陽の下に三日間、食べ物も水も与えずに立たせたのです。義父はその後家に帰されたそうですが、すぐに亡くなりました。心臓発作でした。
 1942年の6月、ゲリラが日本軍の指令部を攻撃しました。銃撃戦があった私は混乱し、何が何だかわからないまま窓を破って逃げ出しました。窓から飛び出した後、ショックと死にもの狂いの気持ちで、這い始めました、五百メートルくらいの砂糖キビと竹の畑を抜け、道を渡りました。誰もいませんでしたので、それからは歩いて、またひとつ砂糖キビと竹の畑を通り抜けました。そしてついに家にたどり着いたのです。畑を這い、歩き通して来たために、青あざと傷だらけで、玄関の前で倒れてしまいました。隣の人が見つけてくれて、家に上がるのを手伝ってくれました。
 体力が回復したとき、私は農薬を飲んで自殺を図りました。吐いているところをまた近所の人に助けられ、ココナツ水を飲ませてもらいました。それで私は農薬を吐き出し、命拾いをしました。それからお茶をもらって眠りました。次の朝、病院に連れて行ってもらうと、医者に「心臓が弱っているから、安静にして心配事をしないこと」と言われました。そこで、しばらく家で静養しました。
(略)

http://scopedog.hatenablog.com/entry/20140301/1393679372

暴力的な拉致監禁強姦で、性奴隷そのものですね。

像は、フィリピンの民族衣装を着た女性が目隠しをされていて、台座には「1942年から1945年の日本の占領下で虐待の被害にあったすべてのフィリピン人女性の記憶」などと記されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171211/k10011254951000.html

この表現のどこに問題があるんですかね?
「マニラにある日本大使館は、フィリピン政府に対して設置までの詳しいいきさつなどを確認するとともに、両国関係に及ぼす影響への懸念を伝えました」とのことですが、こんなことに言いがかりをつける方がよほど両国関係に悪影響を及ぼすでしょうにねぇ。


*1:以前も言及

大陸命第8号と国家的組織的な虐殺

f:id:scopedog:20171211232055j:plain

http://www.nj1937.org/clzl/njdtsssz/201607/t20160705_4013267.html

大本営陸軍部命令(大陸命)第8号は制令線を無視して南京方面に勝手に侵攻した現地軍を軍中央が追認したことを示す文書です。上海事変のように現地居留民保護という名目もありません。もちろん、この時点で日本は中国に対して宣戦布告もしていませんし、中国*1も対日宣戦布告はしていません。

したがって日本軍が南京方面に侵攻する行為には、国際法的な根拠が何もありません。

秦郁彦氏は「南京事件」で虐殺を「不法殺害」と定義していますが、国際法的に言えば大陸命8号以降の南京侵攻は日本の組織的な不法行為であって、その際に生じた日本軍による戦死者は全て日本による組織的な不法殺害ということになり、秦定義上の「虐殺」にあたります。

その意味で言うと、南京事件でカウントされている死者に戦死者が含まれているという指摘も無意味なんですよね。


*1:蒋介石の国民政府

少数野党の主張を韓国の総意みたいにとらえて喚きたてるのはやめた方がいいと思うのだが。

この件。

韓国野党「日韓慰安婦合意破棄を」 国会決議採択求める

ソウル=牧野愛博
2017年11月29日10時23分
 韓国の進歩(革新)系野党「国民の党」の所属議員19人は29日午前、韓国国会内で記者会見し、2015年末の日韓慰安婦合意の破棄や合意文書の公開を求める国会決議を採択するよう求めた。
 決議案は、合意は元慰安婦らの意思を反映せず、自国民保護を怠ったと批判。合意を破棄し、日韓が再交渉を早期に始めるよう求めている。日本に対して「歴史の真実から顔を背けず、日本軍主導で行われた戦時性暴力犯罪だと認め、被害者に公式的に謝罪し、法的責任を履行することを求める」とした。(ソウル=牧野愛博)

http://www.asahi.com/articles/ASKCY36HNKCYUHBI00Z.html

この記事当時の韓国国会の議席構成はこんな感じ。

共に民主党 더불어민주당 121
自由韓国党 자유한국당  116
国民の党  국민의당   40
正しい政党 바른정당   11
正義党   정의당    6
民衆党   민중당    2
セヌリ党  대한애국당  1
無所属   무소속    2
総数           299

個人的には国民の党の決議内容に共感するのですが*1、あくまで少数野党の主張ですから韓国の代表的意見とまでは言えないでしょう。

でも、こんな頓珍漢なブコメつける人も出てくると。

y-wood この記事の後に読売や日経なら背景に言及すると思うんだけどね。韓国広報だな。 朝日新聞
2017/11/29 リンク

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASKCY36HNKCYUHBI00Z.html

しかし、メディアが自社の意見や考察をつけたら“メディアは事実だけ報じろ”とかいう連中は良く見かけますが、この朝日記事のように事実だけを伝えると、“背景に言及”しろとかいうバカが現れるわけで、この手の連中の難癖が相手にする価値のないゴミ以下であることがわかりますねぇ。


*1:もっとも日韓合意を破棄するのには賛同できず、むしろ日韓合意を逆手にとって日本に対応を迫るべきだというのが私個人の意見なので、あくまで“共感”です。

映画『それでもボクはやってない』は普通に見れば、警察や検察、裁判システムに対して“怖い”と感じるつくりになっていると思うよ

痴漢冤罪を知らしめた映画『それでもボクはやってない』が伝えたかったことは(2017.11.09)」の件。

「映画が伝えたかったことは「痴漢冤罪に気をつけろ」ではない」という点には同意なんですが、以下の感想には同意できません。

 監督は作品を観る人たちに、司法について身近な問題として捉えてもらうために電車内の痴漢を題材にしたのかもしれない。だがこれは「無実の男性から見た痴漢裁判」を題材として、そこから見える行政や司法に対する問題を炙り出しているため、被害を訴えた女子中学生は「嘘をついている」立場として描かれる。彼女は公判で証人出廷するが、供述が変遷する。この描写がかなり含みをもたせているため、嘘をついているのか、勘違いなのか、判然としない様子に映る。女子中学生の勘違いなのか、別に真犯人がいるのか、そのどちらかだろうが、不可解に供述を変遷させるさまは、証人出廷に備え、警察や検察と事前に口裏合わせをしたのではないかという疑いを多分に感じさせる。いずれにしても本作で女子中学生は無実の男性を追い詰める悪役である。ここに『痴漢といえばでっち上げで冤罪』、『女は怖い』の刷り込みを生んだ元凶を見た。

http://wezz-y.com/archives/50677

特に「被害を訴えた女子中学生は「嘘をついている」立場として描かれる」というのは、さすがに違うでしょう。少なくとも私は「別に真犯人がいる」というように解釈しましたし。
「証人出廷に備え、警察や検察と事前に口裏合わせをしたのではないかという疑い」という点については、これは現実に普通にやられている話だと思いますし、その描写自体が「女子中学生は無実の男性を追い詰める悪役」に仕立ててるようにも見えませんでした。
むしろ、法廷での証言の際のおびえた様子や目隠し用のついたてなどの配慮など、痴漢被害者の視点もかなり入れている作品だと感じましたけどね*1

少なくとも「『痴漢といえばでっち上げで冤罪』、『女は怖い』の刷り込みを生んだ」作品とは言えないと思います。特に被害者である女子中学生の描写から『女は怖い』なんていう感想は出てこないでしょう。普通に見れば、警察や検察、裁判システムに対して“怖い”と感じるつくりになっているはずです。

そもそも「冤罪」=“被害者のでっち上げ”という認識自体がおかしいわけで、例えば真犯人とは別の人間が罪に問われている場合も冤罪ですが、その場合間違いなく被害者は存在しますよね。

「傍聴マニア」をネガティブに描いたのは確かだけど

日本の行政、司法に対する問題提起のみを純粋に観る者に訴えるのであれば、別の罪名でやったほうがよかった……この映画が公開された当時、仲の良い傍聴マニアとそんな話をした。そう、私は本作で「最低の人たち」と鉄平の弁護人に毒づかれている傍聴マニアという人種であるが、本作での傍聴マニアの描写も、警察官や検察官、裁判官たちと同様に悪役然としていた。無罪を争う被告人に向かって「本当はやった?」と不躾に法廷で話しかける不届き者など見たことがない。一方的な決めつけに基づく悪意のある描写は、10年前に観たときと同様、今回改めて観てもやはり腹立たしさを覚えるが、こうした腹立たしさを、真面目にやっている警察官や検察官、裁判官らも抱いているのではないかと思うのである。

http://wezz-y.com/archives/50677

映画では性犯罪事件を狙って傍聴している人たちを指してたように思いますが、この辺は記憶が曖昧なので保留。
ともあれ、「日本の行政、司法に対する問題提起のみを純粋に観る者に訴えるのであれば、別の罪名でやったほうがよかった」というなら、具体的にどの罪状か明示すべきでしょう。

痴漢冤罪は、被疑者にとって認めた方が社会的制裁・損失が軽くてすむという構造に特徴があり、他の冤罪に比べて特殊です。冤罪であっても、さっさと認めれば起訴されることを回避できる可能性が高い一方で、逆に冤罪を認めるわけにはいかないと頑張った場合の方が起訴などで多大な社会的損失を被るリスクが高いわけです。

これが最悪死刑になるような殺人事件であれば、基本的に冤罪でも認めたほうが楽だという話にはなりにくく映画として成立しませんよね*2
また、明確な証拠の残るはずの犯罪でもこの映画は成立しにくく、やはり「日本の行政、司法に対する問題提起」をするならば、痴漢に関する裁判という選択肢になって当然ではないかと思いますね。

「こうした腹立たしさを、真面目にやっている警察官や検察官、裁判官らも抱いているのではないかと思うのである」という言い方はちょっとどうかと思います。
そもそも「真面目にやってい」ない「警察官や検察官、裁判官ら」がいることが問題なのであって、「面目にやっている警察官や検察官、裁判官ら」に悪いからという理由で、遠慮するような類の話でもありませんよね。

それに記事の筆者が「傍聴マニア」であるなら、いい加減な対応をする「警察官や検察官、裁判官ら」を見たことがあるでしょうに。


*1:被害者少女に質問する際、検察側が被害者の心情を理由に苦情を出したが、最初の裁判官は「大事な点だから」と質問に答えるように促すシーンがありますが、その裁判官が被害者の心理的負担にならないように穏やかに話しかけるなどしています。

*2:死刑事件でも冤罪を認めたほうが楽だという心理状態に追い詰められることがありますが、一般には理解されにくく、それを描くならそれだけで主題になりうる話ですから、テーマとしてぶれると思います。

文春“嫌韓ビジネス”の実態を暴く

タイトル詐欺です。すみません。別に暴きません。
暴く以前にこれ見よがしに陳列されてるし。
韓国“慰安婦像ビジネス”の実態を暴く(11/29(水) 16:00配信 文春オンライン)

慰安婦像設置のために募金を募って余剰分は元慰安婦支援団体に寄付しているという市民運動の域を出ないささやかな活動を文春が“慰安婦像ビジネス”などとレッテルを貼って侮辱しているだけの内容です。

もちろん件の市民運動は、米国でのSLAPPのために極右排外主義団体への募金を呼びかける産経新聞*1のような異常さとは無縁です。

韓国“慰安婦像ビジネス”の実態を暴く

11/29(水) 16:00配信 文春オンライン
 11月14日、大阪市姉妹都市であるサンフランシスコ市の市議会が、中国系民間団体「慰安婦正義連合」からの慰安婦像寄贈を受け入れる議案を全会一致で可決したことは、日本において驚きをもって迎えられた。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171129-00005127-bunshun-int

勝手に「日本」を名乗らないでほしいんですがね。
これまでのアメリカ側の対応を見ていて、なぜ市議会が拒絶すると思ったのかの方が逆に不思議です。まあ、一般日本人にはそれまでの経緯*2がほとんど知らされていませんから、その意味でなら間違いではありませんが。

大阪市の吉村洋文市長は、サンフランシスコのエド・リー市長に慰安婦像の受け入れ撤回を求めてきましたが、聞き入れられず、姉妹都市解消という異例の事態になりました」(外信部記者)
 一方で、慰安婦像設置の背景には、グレンデール市で米国初の慰安婦像建設を推進した韓国系市民団体KAFCの暗躍があった。
「KAFCは、正義連合の要請をうけて、元慰安婦女性をサンフランシスコの公聴会で演説するようアレンジするなど、中韓反日勢力が連携して、今回の像設置となりました。こうした動きは“反日”をアピールすることで、国内の支持率を上げたい文在寅政権の意向に沿うものです」(同前)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171129-00005127-bunshun-int

韓国系市民団体の活動を「暗躍」呼ばわりしていますが、この件で暗躍したと呼ぶにふさわしいのは、むしろ日本政府の方ですね。
参照:カリフォルニア州高等裁判所「慰安婦への人権侵害は「米下院議会決議だけでなく、日本政府も認めている」と述べ」たものの実は日本政府が乱訴の黒幕だったという冗談みたいな事実
参照:おそらく安倍政権による根回し
安倍政権は人権を損なう方向でのロビー活動を非常に熱心に行ってきたと言えるでしょう。

ところで「元慰安婦女性をサンフランシスコの公聴会で演説するようアレンジする」動きが「文在寅政権の意向に沿う」などと「外信部記者」氏が言ってるようですが、元慰安婦の李容洙氏が公聴会で発言したのは2015年9月、その当時、韓国はまだ朴槿恵政権下で弾劾もされる前です。「文在寅政権の意向に沿う」などというのは時空を無視した意味の無い指摘です。

 驚くべきことに、最近、韓国国内では“慰安婦像ビジネス”が盛んなのだという。その中心にいるのが、ソウル大使館前の慰安婦像をつくった彫刻家の金運成夫妻だ。
「金夫妻は、ソウル大使館前の慰安婦像設立を主導した挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)などと組んで、クラウドファンディングで資金を募って、慰安婦像のフィギュアをつくり、イベントやネットで販売しています。目標金額を越えて集まった資金は、挺対協などにそのまま寄付されています」(韓国人記者)
慰安婦ビジネス”に血道を上げるのは、金夫妻ばかりではない。慰安婦をモチーフにしたネックレスやブレスレットを販売する企業も現れた。
「これまで17億4000万ウォン(約1億7000万円)をクラウドファンディングで集め、文房具や衣類まで幅広く慰安婦グッズを販売しています。ウチでは、収益の5割を元慰安婦を支援する団体などに寄付しており、その総額は11億4000万ウォン(約1億1000万円)に達します」(広報担当者)
 韓国での総力取材の詳細は、11月30日(木)発売の「週刊文春」で報じている。
週刊文春」編集部

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171129-00005127-bunshun-int

「目標金額を越えて集まった資金は、挺対協などにそのまま寄付」とか「収益の5割を元慰安婦を支援する団体などに寄付」とか、健全な活動にしか見えないんですけどね。
すくなくとも安倍晋三まんじゅうなどよりはよほどまともで意義のある活動でしょう。


*1:参照:「愛国詐欺の呼びかけ、ふたたび 」2014/3/14

*2:日本政府の支援を受けた極右排外主義団体が2015年のサンフランシスコ市議公聴会で、市議会に演説に来ていた元慰安婦に対して名指しで侮辱したことなど日本ではほとんど報じられていませんしね。

2013年参院選時の公明党の公約「原発の新規着工を認めず」は“新しい判断”で上書きされるか?

原発新設、議論着手へ=エネルギー計画見直しで-国民理解に課題・経産省」の件。

さて、国民から票を騙し取ることにまんまと成功した自公政権ですが、そのような政権が公約なんて守るはずもなく、とうとう原発新設の動きが出てきましたねぇ。

ちなみに民主党から政権を奪い取った直後の2013年参院選時、公明党はこんな公約を掲げました。

2、原発に依存しない社会・原発ゼロへ
 原発の新規着工を認めず、原発の40年運転制限制を厳格に適用します。新しいエネルギー社会を創造しつつ、原発への依存度を段階的に減らし、可能な限り速やかに“原発に依存しない社会・原発ゼロ”をめざします。自民党との政権合意では、省エネルギー再生可能エネルギー等により、可能な限り原発依存度を減らすことで一致しています。
 再稼働については、40年運転制限制、バックフィット(最新の知見を適用)、活断層等の徹底調査をはじめとする厳しい規制の下で、原子力規制委員会が新たに策定した厳格な規制基準を満たすことを大前提に、国民、住民の理解を得て判断します。
 また、使用済み核燃料の再処理は、直接処分への転換を含め、立地地域に配慮しつつ、見直しを検討します。併せて最終処分問題についても責任を持って解決の道を検討していきます。高速増殖炉もんじゅは廃止します。

https://www.komei.or.jp/news/detail/20130628_11599
http://scopedog.hatenablog.com/entry/20130630/1372584024

公明党も“新しい判断”スキルを身につけるのでしょうかね。


続きを読む

戦時性暴力被害者を直接「売春婦」呼ばわりして侮辱した目良浩一氏の同類・藤岡信勝拓殖大学客員教授

拓殖大学は戦時性暴力被害者を侮辱する人非人客員教授にして、資金を提供しているわけですが、差別・人権侵害活動に資金提供するなんて、テロリスト支援大学とでも言うべきかもしれませんね。
で、その藤岡拓大教授はこんなことを言っています。

無法韓国が「慰安婦の記念日」制定へ 平昌五輪危機、拓殖大・藤岡教授「重大な『日韓合意』違反」

11/27(月) 16:56配信 夕刊フジ
8月14日は、1991年に金学順(キム・ハクスン)さんが記者会見し、初めて元慰安婦と名乗り出た日で、「韓国による慰安婦捏造(ねつぞう)キャンペーンの原点となった日」(藤岡氏)といえる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171127-00000005-ykf-int

実際に名乗り出た性暴力被害者を指して、「慰安婦捏造(ねつぞう)キャンペーンの原点」呼ばわりですよ。これが拓殖大学の教授様の発言です。

ちなみに、安倍晋三政権での日韓政府間合意でさえ、こう書かれています。

(1)慰安婦問題は,当時の軍の関与の下に,多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり,かかる観点から,日本政府は責任を痛感している。
 安倍内閣総理大臣は,日本国の内閣総理大臣として改めて,慰安婦として数多の苦痛を経験され,心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し,心からおわびと反省の気持ちを表明する。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page4_001664.html

安倍政権を熱烈に支持している連中に限って、「慰安婦捏造(ねつぞう)キャンペーンの原点」だとか性暴力被害者を最大限に侮辱する表現を垂れ流してる気がします。
慰安婦として数多の苦痛を経験され,心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々」に対して「慰安婦捏造(ねつぞう)キャンペーンの原点」呼ばわりするのが日本の文化ですか?
「当時の軍の関与の下に,多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり,かかる観点から,日本政府は責任を痛感している」割には、こういった安倍シンパによる侮辱表現が野放しで、政府としていかなる訂正すら行わないってのが恥ずべきことだということもわからないくらいは日本社会は劣化したんですか?

こんな愚劣な歴史修正主義者の暴言に対して、ほとんど全てのマスコミや言論人がまともに指摘することすらできない。
安倍が怖くて、自ら突出するのが怖くて、そんな臆病者ばっかり。
あきれ果てた社会ですが、そんなのが“日本人の誇り”ですか?

そりゃ、「日本死ね」とか言われるわ。