人道的に真っ当な判断を下したサンフランシスコ市に対して大阪市が腹を立ててぐずってる例の件。
軍専用売春施設で強制的に働かされた女性を「性奴隷」と呼んだら、昨今の“普通の日本人”は怒るらしいので、そんなわけのわからない癇癪に付き合って“日本疲れ”するのも馬鹿らしい話ですからサンフランシスコ市としては、日本社会が正気を取り戻すまで放っておくべきだと思います。
それよりも大阪市としては、サンフランシスコ市と提携解消するだけで満足なんですかね?なんだったらアメリカ合衆国との交流を一切絶つとか、そういう思い切った判断は出来ないんでしょうか。単に怒ってみせるというパフォーマンスだけ?
まあ、維新の吉村大阪市長としては今さら振り上げた拳を下ろすこともできないでしょうし、リー・サンフランシスコ市長としても議会承認後に拒否権を行使するとも思えませんから、このまま解消に向かうんでしょうね。
何はともあれ、日本社会は戦時性暴力被害者を記憶するつもりなど一切なく忘却させたがっている、という事実が世界に知れ渡ることは長期的には良いことだと思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00050073-yom-int米都市に慰安婦像寄贈議決、大阪市が提携解消か
11/15(水) 11:22配信 読売新聞
【ロサンゼルス=田原徳容】米サンフランシスコ市議会は14日、市内に設置された慰安婦を象徴する女性像について、民間団体からの寄贈を受け入れると全会一致で決めた。
米国内の自治体で慰安婦関連の像の設置が認められるのは3か所目。像の寄贈を巡っては、サンフランシスコ市と姉妹都市提携を結ぶ大阪市の吉村洋文市長が、寄贈されれば提携を解消する意向を示している。
同市議会は2015年、像の設置を支持する決議案を採択。これに対し、大阪市はこれまでに7回、サンフランシスコ市に書簡を送り、慎重な対応を求めてきた。しかし、今年9月、中華街の私有地に像と碑文が完成。この土地は先月、サンフランシスコ市に寄贈された。
大阪市によると、碑文は慰安婦を「性的に奴隷化」などと表記。吉村市長は書簡で、「不確かで一方的な主張をあたかも歴史的事実として刻まれた碑文は、日本批判につながる」とし、像と碑文が寄贈された場合、姉妹都市提携の解消を示唆していた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171116-00050005-yom-pol慰安婦像受け入れ「議会承認は残念」…大阪市長
11/16(木) 8:39配信 読売新聞
【ロサンゼルス=田原徳容、パリ=上野綾香】米サンフランシスコ市議会は14日、市内に設置された慰安婦を象徴する女性像について、民間団体からの寄贈を受け入れると全会一致で決めた。
同市と姉妹都市提携を結ぶ大阪市の吉村洋文市長は15日、サンフランシスコ市のエドウィン・リー市長が寄贈を受け入れれば、提携を解消する考えを示した。
吉村市長は15日、訪問中のパリで記者団に、「議会が承認したのは非常に残念」と述べ、リー市長宛てに、期限とされる10日以内に拒否権を行使して像を受け入れないよう求める書簡を、15日付で送付したことを明らかにした。吉村市長はリー市長に会談を申し入れており、直接交渉する構えだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00000066-mai-int<米国>慰安婦像、受贈を決議 サンフランシスコ市議会
11/15(水) 13:25配信 毎日新聞
【サンフランシスコ長野宏美】米サンフランシスコ市議会は14日、市民団体が市内に建てた旧日本軍の従軍慰安婦を象徴する像の寄贈を受ける議案を全会一致で可決した。エドウィン・リー市長の承認を経て、像は市有化される。
像は中国系米国人団体が主導し、韓国系団体などが協力して設置された。9月22日に民有地の中華街の公園で像の除幕式が行われ、10月に土地が市に寄贈された。
米国で公有地に慰安婦像が設置されるのは韓国系団体が主導した西部カリフォルニア州グレンデール市と南部ジョージア州ブルックヘブン市に続き、3例目。サンフランシスコ市の像は中国と韓国、フィリピンの慰安婦をイメージした女性が背中合わせに手を取り合って立っている。
山田淳・駐サンフランシスコ総領事は9月、像の設置について「既に議論のある(慰安婦)像を巡る状況をさらに困難にする」と声明を出していた。
像を巡っては、同市と姉妹都市の大阪市の吉村洋文市長が姉妹都市の解消に言及し慎重な対応を求めていた。
◇リー市長判断、今月24日期限
大阪市によると、今月24日がリー市長が議決を受け入れるかの期限という。リー市長との直接面談を申し入れている吉村氏は13日、記者団に「このまま(面談日程について)動きがなければ、会わなくても年内に判断する」と述べ、改めて解消の意向に変わりがないことを強調している。【岡崎大輔】