タイトル詐欺です。すみません。別に暴きません。
暴く以前にこれ見よがしに陳列されてるし。
「韓国“慰安婦像ビジネス”の実態を暴く(11/29(水) 16:00配信 文春オンライン)」
慰安婦像設置のために募金を募って余剰分は元慰安婦支援団体に寄付しているという市民運動の域を出ないささやかな活動を文春が“慰安婦像ビジネス”などとレッテルを貼って侮辱しているだけの内容です。
もちろん件の市民運動は、米国でのSLAPPのために極右排外主義団体への募金を呼びかける産経新聞*1のような異常さとは無縁です。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171129-00005127-bunshun-int韓国“慰安婦像ビジネス”の実態を暴く
11/29(水) 16:00配信 文春オンライン
11月14日、大阪市の姉妹都市であるサンフランシスコ市の市議会が、中国系民間団体「慰安婦正義連合」からの慰安婦像寄贈を受け入れる議案を全会一致で可決したことは、日本において驚きをもって迎えられた。
勝手に「日本」を名乗らないでほしいんですがね。
これまでのアメリカ側の対応を見ていて、なぜ市議会が拒絶すると思ったのかの方が逆に不思議です。まあ、一般日本人にはそれまでの経緯*2がほとんど知らされていませんから、その意味でなら間違いではありませんが。
「大阪市の吉村洋文市長は、サンフランシスコのエド・リー市長に慰安婦像の受け入れ撤回を求めてきましたが、聞き入れられず、姉妹都市解消という異例の事態になりました」(外信部記者)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171129-00005127-bunshun-int
一方で、慰安婦像設置の背景には、グレンデール市で米国初の慰安婦像建設を推進した韓国系市民団体KAFCの暗躍があった。
「KAFCは、正義連合の要請をうけて、元慰安婦女性をサンフランシスコの公聴会で演説するようアレンジするなど、中韓の反日勢力が連携して、今回の像設置となりました。こうした動きは“反日”をアピールすることで、国内の支持率を上げたい文在寅政権の意向に沿うものです」(同前)
韓国系市民団体の活動を「暗躍」呼ばわりしていますが、この件で暗躍したと呼ぶにふさわしいのは、むしろ日本政府の方ですね。
参照:カリフォルニア州高等裁判所「慰安婦への人権侵害は「米下院議会決議だけでなく、日本政府も認めている」と述べ」たものの実は日本政府が乱訴の黒幕だったという冗談みたいな事実
参照:おそらく安倍政権による根回し
安倍政権は人権を損なう方向でのロビー活動を非常に熱心に行ってきたと言えるでしょう。
ところで「元慰安婦女性をサンフランシスコの公聴会で演説するようアレンジする」動きが「文在寅政権の意向に沿う」などと「外信部記者」氏が言ってるようですが、元慰安婦の李容洙氏が公聴会で発言したのは2015年9月、その当時、韓国はまだ朴槿恵政権下で弾劾もされる前です。「文在寅政権の意向に沿う」などというのは時空を無視した意味の無い指摘です。
驚くべきことに、最近、韓国国内では“慰安婦像ビジネス”が盛んなのだという。その中心にいるのが、ソウル大使館前の慰安婦像をつくった彫刻家の金運成夫妻だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171129-00005127-bunshun-int
「金夫妻は、ソウル大使館前の慰安婦像設立を主導した挺対協(韓国挺身隊問題対策協議会)などと組んで、クラウドファンディングで資金を募って、慰安婦像のフィギュアをつくり、イベントやネットで販売しています。目標金額を越えて集まった資金は、挺対協などにそのまま寄付されています」(韓国人記者)
“慰安婦ビジネス”に血道を上げるのは、金夫妻ばかりではない。慰安婦をモチーフにしたネックレスやブレスレットを販売する企業も現れた。
「これまで17億4000万ウォン(約1億7000万円)をクラウドファンディングで集め、文房具や衣類まで幅広く慰安婦グッズを販売しています。ウチでは、収益の5割を元慰安婦を支援する団体などに寄付しており、その総額は11億4000万ウォン(約1億1000万円)に達します」(広報担当者)
韓国での総力取材の詳細は、11月30日(木)発売の「週刊文春」で報じている。
「週刊文春」編集部
「目標金額を越えて集まった資金は、挺対協などにそのまま寄付」とか「収益の5割を元慰安婦を支援する団体などに寄付」とか、健全な活動にしか見えないんですけどね。
すくなくとも安倍晋三まんじゅうなどよりはよほどまともで意義のある活動でしょう。