“○○している奴に限って○○などやってないと言う”という無敵論法

警察が取り調べで使う常套句という感じの論法です。
「やってない」と否定する奴ほど怪しい、といった論法は、実際には無実の人に対しても否定することを躊躇させ冤罪に陥れるもので、他の証拠で有罪であると十分に推定できる場合ならいざ知らず、そうでない場合に使うのは攻撃的な無敵論法に他なりません。

類似する論法としては、発言者とは別の発言者と同じ属性を持つ人で実際に○○していた人の事例を挙げて、その人とは別人格である発言者も同じだろうという印象操作を行う手法があります。

例えば、犯罪を犯した中国人や韓国人の事例を挙げて、その犯罪者とは別人であるにも関わらず、中国人や韓国人といった属性だけを根拠に“お前も犯罪者だろう”と印象操作するようなパターンですね。

ネット上では外国人差別やDV・虐待といった話題でよく見かけます。