罵詈雑言ばかりで中身のない記事に反論するのは困難だという話

例の“一部”のフェミニストの件。
scopedogさんは完全にアウトな人なのに、はてサのダブスタ許さんマンは、なにをしているのか?

まあ、私に宛てた記事でも無さそうなので別に反論する必要もないとは思いますが、こちらが書いている内容を曲解した上で誹謗中傷を繰り返していますので一応。
とは言っても中身が罵詈雑言ばかりで論理的な指摘や反論があるわけでもないんですよね。
要約しても“私はscopedogが嫌いだ、みんなも嫌いになれ”くらいの内容ですし、だいたいそんなこといちいち言わなくても、私を嫌っている人なんて山ほどいますので今さら・・・。

EoH-GS氏の批判

こんなことを書いています。

では、ここでのscopedogの主張を(胸くそ悪いのでちょこっとだけ)見てみよう。(ちょこっとだけでも充分酷いのよ)

2件の殺人のうち、未成年時に起こした1件目(2003年5月、15歳)はともかく、2件目(2014年7月、27歳頃)は成人後の殺害なので、「被告人は当時すでに成人しており、手段を尽くして殺害を避けるべきだった」という指摘が的外れとは思いません。

裁判長も1件目については「十分に同情できる」とし、2件目についても「妊娠までの経緯を「強く責めることはできない」」が、「当時すでに成人しており、中絶手術も経験していたことからすると、手段を尽くして殺害を避けるべきだった」と言っています。

この裁判長の主張容認しちゃうんだ。というのが率直な感想である。中絶しろって言ってるも同然だからだ。それが選択し難かったからこそ、この問題が起こっている、という認識が全くない致命的な人権感覚だと言える。続く文章も糞の山だ。

http://d.hatena.ne.jp/EoH-GS/20180915/1536978469

「「被告人は当時すでに成人しており、手段を尽くして殺害を避けるべきだった」という指摘が的外れとは思いません」と書いたら、「中絶しろって言ってるも同然」と決め付けられて非難されているわけですが、その後の部分で私は「2014年の妊娠でも中絶と言う選択肢があったことや行政に支援や助けを求めるなどの手段が存在することも認識した上で」*1と書いていて、中絶が唯一の選択肢であるとは主張していません。「行政に支援や助けを求めるなどの手段」の存在についてもちゃんと言及しています。
EoH-GS氏はその部分を全く無視していますね。scopedogを攻撃する上で都合が悪い部分だからでしょうか。

ちなみにこの記事に関連する追加記事で私はもっと明確に「中絶できなかったとしても出産後に産院の前に子どもを置いてくるとかは出来たかもしれませんよね。あるいは妊娠期間中に役所に電話で相談したりも出来たかもしれません。殺害して当然の状況だったとは言い切れないんじゃないかと。」と記載しています。その記事にブコメしているEoH-GS氏はそれを知っているはずですが、それも都合が悪いからか無視していますね。

「中絶できなかったとしても出産後に産院の前に子どもを置いてくるとかは出来たかもしれませんよね。あるいは妊娠期間中に役所に電話で相談したりも出来たかもしれません。殺害して当然の状況だったとは言い切れないんじゃないかと。」という記載を無視してEoH-GS氏はこう続ける。

まず、18歳(2006年頃)と20歳(2008年頃)の妊娠では中絶しているので、中絶という手段がありえたことは知っており、義父と母の支配も20歳(2008年頃)の離婚で3ヶ月ほど離れて生活したという経験もあり、また就労もしていたことを考慮すると、27歳の時点で義父から逃げるという選択肢が全く考えられない状態だったとは判断しにくいところです。

 「一度、中絶をしているから何度でも中絶できるだろう?」という女性の尊厳を踏みにじる認識がストレートに出ているのが、ミソジニストの面目躍如といったところだ。そしてこの文章のもう一つの問題が、未成年期から続く性的虐待があったという『朝日』記事の大前提をすっぽり抜かして話を続けているところだ。(正確に言えば後半で書いているのだが、この部分では抜かしている。議論をセパレートしようという意図があるのだろう)『朝日』記事の有料部分では性的虐待と虐待者の支配から逃れられない状態について複数の專門家のコメントをとって詳述している。scopedogは有料部分を読んでいる*1ことを自分で書いているのに、なぜこの点に関して本文に即した言及がないのだろうか(後半部分にもない)?

http://d.hatena.ne.jp/EoH-GS/20180915/1536978469

引用部分に「義父から逃げるという選択肢」と書かれているにも関わらず、EoH-GS氏は都合の悪いからかその記載をすっぽり無視して「「一度、中絶をしているから何度でも中絶できるだろう?」という女性の尊厳を踏みにじる認識がストレートに出ている」とscopedogの認識を勝手に改竄し、ミソジニスト呼ばわりしています。こちらとしては言ってもいないことで非難されているわけですからたまったものではありません。

「未成年期から続く性的虐待があった」件については、EoH-GS氏自身が認めているように同一記事中の後半に書いていますが、EoH-GS氏にとっては書かれている場所が気に入らないようで、そんなのもう言いがかりとしか言いようがありませんよ。
心神耗弱や支配の影響について、後半でかなり字数をかけて記載していますが、それらに対しては具体的な指摘もなしで、「議論をセパレートしようという意図がある」とか「なぜこの点に関して本文に即した言及がないのだろうか」とか邪推紛いの記述とかされて、もうんざりですね。

事件に対するscopedogの認識もちゃんと書いているのだが、それも無視。

こう書いているんですよね。

もちろん、この女性には同情すべき点が多々あるわけですが、それでもなお殺害した人数は2人であることと、この女性が親や周囲の大人から守られるべきだったというのと同様に、殺害された2人の乳児も親から守られるべきだったという点を考慮すると、さすがに懲役3年まで減軽するのが適切かどうかは個人的にはちょっと厳しいかなと思いますね。
少なくとも、3年に減軽されて当然だとまでは思えませんので、裁判員裁判としておかしな判決とはちょっと言えません(2人殺害だと死刑が視野に入りますし、後述しますが、心神耗弱状態の母親が子供を殺害した事件で懲役3年執行猶予5年の判決が出ており、殺害人数からこれより軽い罪にはまずできないでしょう)。

http://scopedog.hatenablog.com/entry/2018/04/02/080000

この記事を書いた理由は、“執行猶予がついて当然だ!”という多くのブコメの反応に対して違和感を持ったからです。だから最初に殺人罪が適用されることとその量刑の話を入れているわけです。EoH-GS氏が噛み付いている部分は、殺人罪が適用されていることに関する説明の部分なんですよね。

EoH-GS氏も殺人罪が適用されること自体には特に何も言っていませんが、殺人罪が適用されるのならば、法定刑は5年以上の懲役になるわけですから、本件の懲役4年が減軽された結果であることは否定できません。
殺人未遂ではなく既遂でありそれも殺害人数が2人であること、それらを考慮すれば“執行猶予がついて当然だ!”とはちょっとならないでしょ?という記事ですよ。
心神耗弱状態の母親が子供1人を殺害した事件で懲役3年執行猶予5年という判例がありますけど、本件の場合性的虐待や心的支配といった要件を考慮してもなお、殺害人数という問題があるわけですからね。
もちろん、殺害人数が2人であることを踏まえても、心神耗弱状態の母親が子供1人を殺害した事件と同じく懲役3年執行猶予5年とすべきだったと主張すること自体はありだと思いますが、EoH-GS氏はそういったこともせずとにかくscopedogを罵倒しているわけで、EoH-GS氏にとってはこの事件はscopedogを攻撃するための材料にすぎないんだろうな、と私には感じられました。

EoH-GS氏には全く無視されていますが、当該記事後半で私はこう書いています。

様々な事情から追い詰められて、当人にとっては他に手段なく罪を犯さざるを得なくなるというのは、程度の差はあれ多くの犯罪で起こることです。それらの情状は酌量されるべきではあるものの、心神喪失・耗弱状態とは言えず、適切な刑罰を科されて贖罪すべきことであろうと思います。

本件の加害者の女性は、自ら「罪をつぐないたい」という意志を示して控訴しなかったとのことです。

(記事有料部分)
 弁護側は裁判で、義父の支配から逃れられない状況だったとして、執行猶予付きの判決を求めていたが、控訴せず、懲役4年の刑が確定した。裁判でも「罪をつぐないたい」と話していた意志を、弁護人は尊重したという。

https://digital.asahi.com/articles/ASL3M5QWDL3MUOHB00P.html

実際、無罪放免にされたとしたら、女性は納得してそれに甘んじることができたか、それが自らの子どもを二人も殺害したことに対する自責の念を消失させることになるかと言えば、おそらくそうはならなかったのではないでしょうか。
彼女自身が犯した罪に向き合い、納得できる罪の償いに導くという意味で、科される刑罰・環境がそれに適したものかという問題はあるものの何らかの刑罰が必要であろうと個人的な意見としてそう思います。

同時に女性自身は長期にわたり虐待を受けてきたわけですから、適切な治療を施す必要もあり、その点については改善すべき点は多々あろうと思いますね。

http://scopedog.hatenablog.com/entry/2018/04/02/080000

元の朝日記事にも言えることですが、性的虐待被害を受けた被告に対する配慮と同程度の配慮を生まれた直後に殺害という最悪の虐待を受けた2人の子どもにも向けてほしいんですけどね。どうも”一部”のフェミニストにはそれができないようですが。



*1:強調は引用者による。以下同様

「scopedogは「DV冤罪ガー」の人なのだ」とか何とか。

こんなことを“一部”のフェミニストから言われているという件、続く。

敵意の正体

 では、なぜscopedogはこの記事に異常な敵意を燃やしているのだろうか。有料部分に鍵があるので引用する。

性暴力やDVなどの相談に乗っているNPO法人「女のスペース・にいがた」の朝倉安都子代表は「初めに打ち明けられた人の対応が重要だ」と話す。

あー、DVかぁー、DVはなぁ、とずっとscopedogをウォッチしている人なら思うだろう。scopedogは「DV冤罪ガー」の人なのだ。私がこのことに気付いたのは2016年の10月頃であった。その時に書いたのが以下のエントリだ。(この時は、まさかここまで邪悪な人物とも思っていなかったので指摘もやんわりしている。懐かしー)

http://d.hatena.ne.jp/EoH-GS/20180915/1536978469

2件の殺人で懲役4年なら十分な温情判決だと思うが」とは直接関係ない話題で無理やりこじつけて「邪悪な人物」と侮辱されているわけですが。

それはそうと、今年(2018年)の5月にこんな報道がありましてね。

名古屋地裁>「誇張のDV被害、妻が面会阻止目的で申告」

5/8(火) 22:06配信 毎日新聞
 ◇妻と愛知県に55万円の支払い命令
 別居中の妻が虚偽のドメスティックバイオレンス(DV)被害を申告し、愛知県警の不十分な調査で加害者と認定され娘に会えなくなったとして、愛知県の40代の夫が妻と県に慰謝料など計330万円を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(福田千恵子裁判長)は計55万円の支払いを命じた。夫側弁護士が8日、明らかにした。妻は控訴している。
 4月25日付の判決によると、妻が長女を連れて別居後、夫の申し立てで名古屋家裁半田支部が2014年、長女と夫の面会などをさせるよう妻に命じた。妻は16年、夫に住所などを知られないようにする支援を申請し、県警の意見を基に自治体が住民基本台帳の閲覧を制限した。
 判決は「DV被害は事実無根と言えないが誇張された可能性はあり、妻が面会阻止目的で申告した」と認定した。県警については、被害者の安全確保が最優先で多角的な調査を常に行う義務はないとしつつ「支援制度の目的外利用も念頭に置くべきなのに、事実確認を全くしなかった」と賠償責任を認めた。
 さらに「支援制度悪用が社会問題化している。加害者とされる者にも配慮する制度設計があるはずで、検討が期待される」とした。夫側弁護士は「支援制度の不備に踏み込んだ画期的な判決」と話した。【野村阿悠子】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000102-mai-soci

DV防止法が悪用されている実態についてはかなり以前から言われていましたが、地裁判決で「誇張された可能性」に言及し、県警が「支援制度の目的外利用」「支援制度悪用」の可能性を踏まえた「事実確認」をしなかったことについて賠償責任があることを認めた多分初の事例です。
非親権者と子どもの面会交流を妨害する目的で虚偽のDV被害を申告したという訴えですが、面会交流を取り扱う家庭裁判所ではなく地方裁判所に訴えています。実際に虚偽DVによる面会交流妨害をされても、地裁に訴えを起こすまでする非親権者はさほど多くはないでしょうから、判決の事例は氷山の一角だと考えるのが妥当でしょう。

一応言っておきますが、全てのDVが虚偽だとか言うつもりはありませんし言ったこともありませんので、“一部”のフェミニストはその辺捏造しないようにお願いします。

私が以前から指摘しているのは、DV被害の訴えの中には虚偽あるいは誇張されたものがある、というものです。これを否定する主張は、“あらゆるDV被害の訴えは全て真性DVであり虚偽や誇張は含まれていない”というものになりますが、そのようにお考えならばどうぞご自由にご批判くださいな。

ちなみに産経ではこんな感じで報道されています。

虚偽DV 親権のための法的テクニック 社会問題化「制度見直すべきだ」

5/8(火) 7:55配信 産経新聞
 「より良い制度に向けた検討が期待される」。今回の判決で、福田千恵子裁判長はそう踏み込んだ。この提言は(1)DV被害者の支援制度が、子供と相手親を引き離す手段として悪用されている(2)加害者とされる側の権利を守る手続きがなく、虚偽DVの温床となっている-などの問題意識を反映したものだ。この判決は今後、制度の在り方をめぐる議論につながる可能性もある。
 子供をめぐる夫婦間トラブルで多い類型は、一方の親が相手親に無断で子供を連れ去り、その理由として「DVを受けていた」と主張する-というものだ。
 従来は、たとえ連れ去りの結果であっても、現在の子供の成育環境の維持を考慮する考え方(継続性の原則)などが重視され、連れ去られた側が不利となる事例が多かった。さらに相手からDVを主張された場合、子供との交流の頻度や方法を決める際にも不利に扱われやすいとされる。
 DV主張は覆すのが困難で、実務上、証拠が乏しくてもDVが認定されることが多い。実際、裁判記録などによると、DV認定を抗議した夫に警察官は「女性がDVを訴えたら認定する」と発言。法廷でも「支援申請を却下したことは一度もない」と証言した。
 この問題に詳しい上野晃弁護士は「こうした運用は愛知県警だけでなく、全国的に同様だ。警察は申請を却下した後に事件などが起き、責任追及されるのを恐れるためだ」と分析する。
 一方で近年では、「親権や慰謝料を勝ち取る法的テクニックとして、DVの捏造が横行している」「連れ去りをした側が有利な現状はおかしい」との指摘も出ていた。
 国会でも平成27年4月、ニュースキャスター出身の真山勇一参院議員が、現行制度下で子供の連れ去りや虚偽DVが横行している問題を指摘した。
 福田裁判長は「いったんDV加害者と認定されれば容易に覆らない現行制度は見直すべきだ。まず被害者を迅速に保護して支援を開始した上で、加害者とされた側の意見もよく聞き、その結果に応じて支援の在り方を見直していく制度にすれば、社会問題化している制度悪用の弊害を防げる」と指摘。司法府が立法府に注文をつけるのは異例だ。
 原告側代理人の梅村真紀弁護士は「(判決が)子供第一の協議が行われるきっかけになってほしい」と話す。
 妻側は既に控訴しており、上級審の判断が注目される。(小野田雄一)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180508-00000068-san-soci


名古屋地裁判決は虚偽DVあるいはDVの誇張の可能性を示した上で、「いったんDV加害者と認定されれば容易に覆らない現行制度は見直すべきだ。まず被害者を迅速に保護して支援を開始した上で、加害者とされた側の意見もよく聞き、その結果に応じて支援の在り方を見直していく制度にすれば、社会問題化している制度悪用の弊害を防げる」と指摘しているわけです。

福田千恵子裁判長については朝鮮学校無償化問題に関する判決では支持できませんが、本件判決については少なくとも「いったんDV加害者と認定されれば容易に覆らない現行制度は見直すべきだ。まず被害者を迅速に保護して支援を開始した上で、加害者とされた側の意見もよく聞き、その結果に応じて支援の在り方を見直していく制度にすれば、社会問題化している制度悪用の弊害を防げる」といった指摘部分については同意できるところです。

加害者とされた側の意見も聞くという刑事事件なら当然の対応がDV事案の場合はされていないというのが問題なのであり、それがDV冤罪の温床となっているわけで、制度がどのように運用されているかを知っていれば冤罪を懸念するのは当然だと私は思うんですけどね。

性暴力とかDVとかの事案になった途端に、冤罪が存在する可能性を指摘することにすら「厚顔無恥」だの「腐臭ただようヘイトスピーチ」だの「胸くそ悪い」だの「糞の山」だの「ミソジニスト」だの「ごまかし」だの「邪悪な人物」だのと言い出す“一部”のフェミニストが存在すること*1についてはかなりうんざりしています。


なお、朝日ではこの件の記事を見つけられませんでした。ただの見落としかもしれませんが。

あと、この地裁判決が控訴審で覆る可能性は十分にあります。県警などの行政側を相手取っていますので、そもそも上級審になるほど行政側の不備は認定されにくくなるでしょうし、地裁判決でも「県警については、被害者の安全確保が最優先で多角的な調査を常に行う義務はない」と指摘していることから、賠償を課すほどの不備ではないと判断される可能性は少なからずあるでしょう。ただその場合でも、DV被害の誇張自体が否定されるのか、「支援制度の目的外利用」の可能性も否定されるのか、あるいは全くそれに触れずに賠償責任を否定する論理を採るのか、その辺りは注目しておく必要があるでしょうね*2



*1:http://d.hatena.ne.jp/EoH-GS/20180915/1536978469

*2:損害賠償請求については敗訴しても、事実認定については主張が認められる場合もよくあります。歴史修正主義関連では特に珍しくもない話です。

一部のフェミニストから攻撃を受けている話

何かこんなことを言われてるんですが。

敵意の正体

 では、なぜscopedogはこの記事に異常な敵意を燃やしているのだろうか。有料部分に鍵があるので引用する。

http://d.hatena.ne.jp/EoH-GS/20180915/1536978469

どうもEoH-GS氏を中心に一部から執拗な誹謗中傷を受けてるんですよね。
私が2018年4月に書いた「2件の殺人で懲役4年なら十分な温情判決だと思うが」という記事に対して、EoH-GS氏は「異常な敵意」を見出しているようですが*1、EoH-GS氏が書いている私に対する記載の方がよほど敵意に満ちていると思うんですけどね。

EoH-GS氏が書いている私に対する記載をざくっと引用すると「厚顔無恥」「腐臭ただようヘイトスピーチ」「scopedogの主張を(胸くそ悪いのでちょこっとだけ)見てみよう。(ちょこっとだけでも充分酷いのよ)」「続く文章も糞の山だ。」「ミソジニストの面目躍如」「あたかも自分が人権を重んじているかのように演出」「へなちょこ解説」「scopedogのいつものごまかしの手口」「邪悪な人物」といった感じ。なんというか「敵意」に溢れてますね。
一本の記事の中でよくもまあ、ここまで人を悪罵することができるものだと感心します。

私はEoH-GS氏とはDV・虐待・ハーグ条約・離婚後親子関係の問題について意見を異にしていると認識していますが、だからと言ってoH-GS氏に対して上記のような表現を使って非難してはいないんですけどね。こちらとしては、意見が違うなら違うでしょうがないねと考えていますので。
なので、ここまで一方的かつ執拗に罵詈雑言を投げつけられるのは正直しんどいです。

冷静に論理的に自説の正しさを主張されているのであれば、それに対する反論とかも出来ますが、ほとんど一段落ごとに私に対する悪口が書かれているような有様ではさすがにちょっと。
他の関連記事も似たり寄ったりですし。

多分ですが、EoH-GS氏は私と議論したり批判したりしたいわけではなく“こいつは敵だ!こいつを攻撃しろ!”と煽動したいんだろうなぁと感じています。まあ、あくまで私の感覚なので、本人の意図は違うのかもしれませんが。
ただ、そう感じた根拠は、以下の部分です。

で大量に引用している馳浩の主張の引用元を見て欲しい。アパホテルのサイトなのだ。このように、scopedogがやばくなってからかなり経つ事もあるのに、はてな歴史修正主義批判している人々が誰も気付かない、などということがあるのだろうか?かなり疑問である。私、気になります!というわけで、全然関係ない人を問い詰めるのもなんなんで、先日、scopedogにトラバを飛ばして馴れ合っていた(id:)hokke-ookami氏をidコールしておく。
法華狼さんscopedogのこういう態度どう思ってるんですか?
というわけで今日の結論は
はてサのダブスタ許さんマン(増田に定期的に湧く奴)は、肝腎な時はなにもしないのに、擦りもしない批判ばっかりで本当にしょうもない奴らだな。
ということなりました。よろしくお願いします。
(引用者注:idコール部分は無効化した)

http://d.hatena.ne.jp/EoH-GS/20180915/1536978469

“あいつは敵だぞ!なぜ攻撃しないんだ!”って感じですね。
まあ、煽動したい人に煽動するなと言っても意味があるかはわかりませんが、せめて他人を巻き込むのはやめてくれませんかね。
だいたい、フォローしているブログであっても興味の無い話題ならいちいち読み込んだりしないのは普通でしょうに。

ちなみにタイトルにあるとおり、本件で言及しているのは“一部”のフェミニストに関することであって、フェミニスト全体に対してではありません。EoH-GS氏以外の某氏にそこをすりかえられた経験を踏まえて念押ししておきます。



*1:特に論拠らしいものもなく、まるで“ネットde真実”みたいな確信だけが伝わってくるのですが。

未払い養育費を保証会社が立て替えるという明石市のモデル事業

離婚後親子関係の支援について、明石市はかなり先進的です。まあ、他の先進国に比べて日本が異常に遅れてはいるんですが。

離婚後の未払い養育費、保証会社が立て替えます。兵庫県明石市が全国初のモデル事業

9/21(金) 12:14配信 ハフポスト日本版

兵庫県明石市が11月、未払いの養育費を保証会社が肩代わりする、全国初のモデル事業を始める。
市が「保証会社」に業務を委託、養育費が滞った場合、「保証会社」が不払いの養育費(月上限5万円)をひとり親世帯に払い、その同額を「債権」として相手方から回収する。
離婚時に調停調書か公正証書で、養育費の支払いを取り交わしていることが申し込みの条件。市が、ひとり親世帯に代わって養育費1カ月分(上限5万円)を「保証料」として保証会社に支払う。2018年度はモデル事業と位置づけ、18世帯分の保証料として、90万円を当初予算に盛り込んでいる。
厚生労働省の「全国ひとり親世帯等調査」(2016年度)によると、ひとり親世帯の56%が、養育費を「受けたことがない」と答えた。

■「養育費未払いに一歩踏み出す」
市の市民相談室の担当者によると、市内の未成年の子どもがいるひとり親世帯は約2500いるという。担当者は、制度の背景や趣旨を次のように説明する。
「これまで市では子どもの不利益を軽減するために、離婚時の養育費の確保や面会交流などの条件を明記した『こどもの養育に関する合意書』のための参考書式を配り、養育費の取り決めを周知してきた。だが、取り決めても養育費を受け取れないことが少なくなく、子どもが習い事や塾に通えなかったり、親が収入確保のためにダブルワークを余儀なくされ、結果、体調を崩したり子どもとの時間が取れないという弊害が起きている。その解決策の一つとして今回、一歩踏み出すことにした。効果などを検証し、本格導入の可否を検討したい」
ハフポスト日本版

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00010000-huffpost-soci

間に事務的に対応する第三者を挟んだ方が上手くいくこともありますので、こういう試みは良いと思います。
一方で「離婚時に調停調書か公正証書で、養育費の支払いを取り交わしていることが申し込みの条件」というのはやはりネックになるでしょうね。子どもがいる場合の離婚は全て家裁を通すという制度にすれば良いのですが、現状では何の取り決めもないまま協議離婚とかになってしまうことも少なくありませんからねぇ。

あと、明石市の取り組みとしては面会交流の支援にも注目されてほしいところですが、こちらについては気に入らない人がいるようでなかなか難しいですね。



「安倍晋三に学べ!」といってる自由韓国党の支持層以外は全て9月の南北首脳会談を高評価してる

この朝日記事。

南北首脳会談、韓国世論は7割肯定 保守系主要紙は批判

9/21(金) 12:38配信 朝日新聞デジタル
 韓国の世論調査会社リアルメーターは21日、北朝鮮平壌で18~20日に実施された南北首脳会談について、韓国民の約7割が肯定的に評価しているとする世論調査の結果を発表した。
 北朝鮮が非核化の追加措置をとる用意があるとした「平壌共同宣言」の発表翌日である、20日に調査を実施。調査対象者の71・6%が会談を肯定的に評価し、否定的評価は22・1%だった。30、40代の肯定的評価がほかの年代に比べて若干高い傾向が出た。
 一方、保守系主要紙「朝鮮日報」は21日付社説で、文在寅(ムンジェイン)大統領が19日夜に金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長とマスゲームを鑑賞し会場で演説した際、自身を「韓国大統領」ではなく「南側の大統領」と名乗ったことを問題視。「数多くの反人道的な行為を犯した人物に、賛辞まで送らなければならないのか」と批判した。(ソウル=武田肇
朝日新聞社

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180921-00000043-asahi-soci

リアルメーターのサイトはこれ
평양 남북정상회담, 긍정평가(잘했다) 71.6% VS 부정평가(잘못했다) 22.1%

朝日記事では朝鮮日報が批判する社説を出したことに触れていますが、自由韓国党寄りなのでさもありなんといった感じです。

ちなみにリアルメーターの世論調査ではこんな感じです。

支持政党別

政党 肯定 否定
共に民主党 93.5% 4.8%
自由韓国党 34.2% 54.4%
正義党 89.9% 5.6%
正しい未来党 58.3% 31.2%
無党派 56.8% 30.9%

否定が肯定を上回っているのは唯一、自由韓国党支持層のみ。その自由韓国党支持層でさえ34%も肯定的に評価しています。

理念性向別

理念 肯定 否定
進歩 85.1% 12.3%
中道 68.1% 24.9%
保守 55.5% 38.5%

保守層ですら過半数が肯定的に評価していますね。

地域別

地域 肯定 否定
光州・全羅道 89.9% 7.5%
大田・忠清・世宗 76.7% 20.4%
京畿・仁川 75.4% 20.1%
釜山・蔚山・慶南 72.9% 20.2%
ソウル 67.1% 25.7%
大邱・慶北 52.4% 35.7%

年代別

年代 肯定 否定
20代 68.5% 23.6%
30代 78.6% 20.2%
40代 78.1% 16.4%
50代 69.8% 21.4%
60代~ 65.4% 27.7%

朝日記事では「30、40代の肯定的評価がほかの年代に比べて若干高い傾向が出た」と書かれていますが、「若干高い」というか他の年代に比べて10%程度高いんですよね。

支持率

[리얼미터 9월 3주차 주중동향] 평양정상회담 효과, 文 대통령 급반등 53.1%→59.4%
もちろん文政権の支持率も上がってはいます(53.1%→59.4%)が、経済問題などで失った支持率を取り戻すには至っていませんし、まず一過性の外交事案での支持率上昇では効果は知れていますので、引き続き外交で成果を上げるか経済対策で高評価を得ないとほどなく50%台近辺に戻るでしょうね。

タイトルの「「安倍晋三に学べ!」といってる自由韓国党」の件

これのことです。

자유한국당 정당개혁위원회 공개 간담회

f:id:scopedog:20180922151402j:plain
【서울=뉴시스】홍효식 기자 = 20일 오전 서울 여의도 국회 의원회관에서 열린 '일본 자민당의 정권복귀와 아베총리 중심의 자민당 우위체제 구축' 자유한국당 정당개혁위원회 공개 간담회에서 나경원, 김석기 의원과 박철희 서울대 국제대학원 교수가 대화를 나누고 있다. 2018.09.20.

http://www.newsis.com/view/?id=NISI20180920_0014481312

'일본(日本) 자민당(自民党)의(の) 정권복귀(政権復帰)와(と) 아베총리(安倍総理) 중심(中心)의(の) 자민당(自民党) 우위체제(優位体制) 구축(構築)' という垂れ幕を掲げて懇談会をする自由韓国党。나경원(羅卿瑗)、김석기(金碩基)両名とも自由韓国党の議員ですね。
「일본(日本) 자민당(自民党)」と「자민당(自民党) 우위체제(優位体制) 구축(構築)」を赤字で強調しています。
そりゃ、自由韓国党自由民主党韓国支部とか言われるわ、と。



ネトウヨとは会話が成立しないという事例

朝日がこういう記事を出していてですね。
北朝鮮包囲網ほころび 中ロ、南北合意「歓迎」鮮明(2018年9月20日05時00分)

その中にこういう文言がありました。
「中国ではもともと、体制が保証されない限り北朝鮮が非核化に同意するのは難しいとの見方が強い。」

で、それをひいて私はこういうブコメをつけました。

「中国ではもともと、体制が保証されない限り北朝鮮が非核化に同意するのは難しいとの見方が強い。」こんな当たり前の見方すら日本社会ではできないのか…。「中国では」じゃねーよ。
外交,
scopedogのコメント2018/09/21 09:00

http://b.hatena.ne.jp/entry/371370883/comment/scopedog

すると、ネトウヨがこんなブコメをつけてきました。

(id:)scopedog そりゃ、北朝鮮からすればその通りだろうが。それは日本にとっては無視出来ない脅威であるという"当たり前の見方すら"左派は分からんようだな。(皮肉)
h5dhn9kのコメント2018/09/21 13:44

http://b.hatena.ne.jp/entry/371370883/comment/h5dhn9k

このネトウヨによれば、「体制が保証されない限り北朝鮮が非核化に同意するのは難しい」というのは、中国や北朝鮮の見方であって、日本では違うとのこと。

つまり、日本では“体制が保証されなくても北朝鮮は非核化に簡単に同意できる”という見方ということになりますかね。

うんまあ単純に、アホかお前、としか思いませんけど。


要するにネトウヨってのは、現実がどうなのかという問題とそれに賛同するかという問題の切り分けができないんですよね。
「体制が保証されない限り北朝鮮が非核化に同意するのは難しい」なんてのは、「日本にとっては無視出来ない脅威である」かどうかに関係ない、ただの現実でしかありません。
「日本にとっては無視出来ない脅威である」から“体制が保証されなくても北朝鮮は非核化に簡単に同意できる”と考えるのは、単なる非現実的な希望的観測でしかありません。

そんなこともわからない連中とは会話できませんねぇ、と言う感想。



何をどう勘違いすればそうなるのかと

元のこの朝日記事がそもそもどうなのかと言いたい低レベルなものなんですけどね。

韓国海軍初の3千トン級潜水艦 念頭に北朝鮮?日本?

ソウル=牧野愛博2018年9月14日18時19分
 韓国南東部、慶尚南道巨済(キョンサンナムドコジェ)で14日、文在寅(ムンジェイン)大統領らが出席して、韓国が独自に開発した最新型潜水艦「島山安昌浩(ドサンアンチャンホ)」の進水式があった。韓国初の3千トン級潜水艦で、韓国メディアによれば、射程約500キロ以上の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を装備し、2020年1月に実戦配備される。
 同艦は全長83・3メートル、幅9・6メートル。韓国はこれまでドイツの技術協力を受け1200トン級と1800トン級の潜水艦を建造してきた。3千トン級潜水艦は通常動力型潜水艦としては大型で、現時点で本格運用しているのは日本などわずかな国にとどまる。
 軍事専門家の間では、同艦について、北朝鮮の核・ミサイル攻撃があった際の報復攻撃を担うとの見方が出ている。一方、韓国が近年配備したイージス艦揚陸艦などと同様、日本の海上自衛隊の装備に対抗したとの声も出ている。(ソウル=牧野愛博)

https://digital.asahi.com/articles/ASL9G55DSL9GUHBI01D.html

北朝鮮を念頭に置いているのは言うまでもないとして、それ以外に韓国が軍事的脅威として見ているのはまず中国やロシアで、日本に対してはそれほどではないですよ*1。「韓国が近年配備したイージス艦揚陸艦などと同様、日本の海上自衛隊の装備に対抗したとの声」というのも、どの程度現実を反映した声か疑問です。せいぜい軍が予算申請するにあたって、日本も同様の装備を持っているという理由を挙げた程度じゃないですかね。軍事的に日本と対立することを想定するのならば、同じ装備を持ったって大して意味はありませんし。

で、この朝日記事を真に受けてこんなことをいうブコメがあったり。

韓国がもし核保有国になるつもりがなければ,何十年も前から開発してこんなもの作らない.北の核を民族の核とする話は割と本気なんじゃないの?
bros_tama_2のコメント2018/09/15 10:02

http://b.hatena.ne.jp/entry/371013262/comment/bros_tama_2

KSS-3型の開発は確か2007年からですから「何十年も前から開発」は間違いですね。で、核武装するつもりならまず原子力潜水艦にするんじゃないですかね。これ通常動力型潜水艦で、朝日記事にもある通り日本も同規模の潜水艦は保有しているんですよ。日本は核保有国になるつもりなんですかね?
いや、原子力推進への換装を計画しているとか、垂直発射管は日本の潜水艦にはないとかいう話を前提にするならもう少し議論の余地はありますが。

「北の核を民族の核とする話」とかほとんど日本右翼の与太話でしかないものをよくもまあ信じられるものだなぁと。

そもそも北朝鮮は自国の安全や政治体制が保証されるなら核武装にはこだわらないですよ。核開発した理由がまさにそれを目的としているわけですからね。核放棄しても安全が保証される仕組みとして韓国との関係強化を進めた状態であれば、北朝鮮にとっては核放棄こそが核兵器をもっとも効果的に使う手段になるわけで。
だいたい、韓国と北朝鮮核兵器を共同運用するようなレベルでの合併なんて方が、現段階では夢物語に近く、そんなものを信じているのは“北朝鮮が韓国を併合する”とか主張している藤井厳喜らあたりのトンデモくらいですよ。

ああ、ちなみにもし韓国の新造潜水艦「島山安昌浩」に日本への対抗という要素を見出すとしたら、そのネーミングでしょうね。植民地朝鮮時代の独立運動家・安昌浩の名前をとっていますから。ただ、安昌浩は武力行使による独立運動に反対の立場でした。その点も踏まえるとなかなか興味深いネーミングではあります。



*1:安倍政権が改憲して戦争可能状態になれば警戒レベルを上げるでしょうけど