インド、レイプ犯に死刑適用 女性殺害事件で刑法改正
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130203/asi13020323080004-n1.htm
2013.2.3 23:07 [性犯罪]
性犯罪が社会問題化しているインドのムカジー大統領は3日、レイプ犯罪の最高刑を死刑にするなど性犯罪に厳罰を科す刑法改正の政令に署名した。政令はシン政権が1日に閣議決定していたが、署名により発効した。
インドでは昨年12月、首都ニューデリーで起きた女性レイプ殺害事件を機に、政府の性犯罪対策の甘さを批判するデモが激化。政権には迅速な対応を示すことで、国民の不満を和らげる狙いもある。
インドメディアによると、レイプ犯罪の最低刑期がこれまでの7年から20年に引き上げられた。死刑の適用は被害者を殺害したり、意識不明の状態にしたりしたケースが想定されている。
ストーカー罪の新設のほか、交際を拒否するなどした女性に男が強酸液をかける犯罪が増えていることから、新たに罰則をつくった。(共同)
死刑を廃止できるくらいまで民度が成熟していないことを踏まえれば、こういう措置も理解できなくはありませんし、インドや中国と同じく死刑制度を維持し、それどころか事あるごとに「殺せ、殺せ」と喚く世論が渦巻く日本では、死刑そのものに批判的な報道を期待するほうが悪いのかもしれませんけど。
インドは死刑に頼らずに、性犯罪対策の強化を行うべきでしょう。
また、防止という観点から、女性蔑視の文化を改善するよう積極的な啓発を行うべきです。
「慰安婦は自発的な売春婦だ」「慰安婦は将軍より高給取りだった」*1と言った恥知らずな妄言を世界に向かって発するような某経済大国の轍を踏まないことを願います。
*1:いずれもデマです