“弱者が救われる社会は貴方を含む多くの人にとっても住みやすい社会”という意味だと思うんだけどね。

■「弱者を救えば最終的には貴方も救われる」は本当か」という増田がありまして。

リベラルとか左翼とかが「弱者を救えば最終的には貴方も救われる」と言っているとの認識のようですけど、具体的にどんな発言かがわかりません。

いやまあ“怪我や病気、高齢化等によって自らも弱者になる可能性があるのだから、弱者が救われるような社会になるよう努力しよう”という意味ならあると思うんですよ。
これ、「右翼のトリクルダウン理論と近いもの」ですか?

「真ん中にいる人間の現状は、上と下の両方から搾り取られているようなもの」と感じるような階層の人なら、貧困状態という弱者に転落するリスクのある環境だと思いますし、その意味では間違っていないと思うんですけどね。

まあ、経済的な意味での「損得勘定」だけを考えるのならば、弱者を救おうとしている施策を攻撃しそのリソースを自分の方に向けるように求め、弱者に転落した場合は弱者のためのリソースが自分に集中するように騒ぎ立てる、というのが良いのでしょうけどね。「ここから先は綺麗事の通用しない奪い合いが繰り広げられる」という認識ならなおさら。

ただ、貴方がそういう認識だからこそ、勝手にこう思い込んでいるんじゃないですかね。

しかしそのような事を言えば、「弱者を救えば最終的には貴方も救われる」という言葉はますます嘘くさい物になり、信用を失うだけである。
私は冒頭で述べたように、「弱者を救えば最終的には貴方も救われる」という言葉はすでに胡散臭くて信用されないものになってしまったと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20171023212011

「ますます嘘くさい物」「信用を失うだけ」「すでに胡散臭くて信用されないもの」
それらはきっと、鏡に映った貴方自身の姿ですよ。