だったら公明党はなぜ国民投票法に賛成したのか、と。
今さら公明党がこんなことを言っています。
https://mainichi.jp/articles/20171113/k00/00m/010/024000c公明党 山口代表「3分の2の国民支持を」 憲法改正巡り
毎日新聞2017年11月12日 17時50分(最終更新 11月12日 18時51分)
公明党の山口代表は12日放送のラジオ番組で、憲法改正に関して国民の3分の2を超える賛同が前提となるとの認識を示した。国会発議には衆参両院の3分の2以上の賛成が必要となる点に触れ「それ以上の国民の支持がある状況が望ましい。国民投票でぎりぎり(改憲が承認される)過半数となれば、大きな反対勢力が残る」と述べた。
衆院選で「改憲勢力」が議席の8割を占めたとの見方には「改憲を否定しない勢力とは言えるが、主張に相当な隔たりがあるし、議論も煮詰まっていない」と指摘した。
安倍首相が衆院選中に「スケジュールありきでない」と言及したことを「その姿勢は重要だ」と評価した。(共同)
国民投票法では、国民・有権者の過半数どころか、有効投票の過半数であれば改憲案が承認されることになっていますが、その法案に公明党所属の国会議員は賛成したはずですよね?
参議院での採決状況
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/vote/166/166-0514-v001.htm公明党( 24名)
賛成票 22 反対票 0
賛成 反対 氏名 賛成 反対 氏名 賛成 反対 氏名 ○ 荒木 清寛 ○ 魚住 裕一郎 ○ 浮島 とも子 ○ 加藤 修一 ○ 風間 昶 ○ 草川 昭三 ○ 木庭 健太郎 ○ 澤 雄二 -- -- 白浜 一良 ○ 高野 博師 ○ 谷合 正明 ○ 遠山 清彦 ○ 西田 実仁 ○ 浜田 昌良 ○ 浜四津 敏子 ○ 弘友 和夫 -- -- 福本 潤一 ○ 松 あきら ○ 山口 那津男 ○ 山下 栄一 ○ 山本 香苗 ○ 山本 保 ○ 渡辺 孝男 ○ 鰐淵 洋子
改憲が現実味を帯びてきた途端に、「(3分の2)以上の国民の支持がある状況が望ましい」とか言い訳するなんて、卑怯としか言いようがありませんね。改憲を阻止するつもりはないが、その責任は負いたくないとか、下駄の雪を二十年近くもやってると精神が腐ってくるんですかね。