早川忠孝氏の期待、外れる

衆院選前の10月4日にはこんなことを言っていました。

 これで、希望の党が名実共に、非自民・非共産の無党派層の方々の受け皿になることが確定した。
 希望の党の小池さんや若狭さんは元々自民党国会議員だったので、自民党から相当苛められても自分たちの古巣の自民党の悪口を言うのは何となく控えていたようなところがある。
 第ニ民進党などと言われないように、元自民党でも日本のこころのように自民党よりも右寄りではないかと噂されるような中山恭子さんに参加してもらって、何とか穏健保守、改革保守の体裁を取り繕うとしていたところがあるが、民進党からの入党者が一気に増えると、やっぱり第ニ民進党だ、などと言われて結局は右や左に迷走していくことになるのではないか、ということが懸念されていたが、民進党のリベラル派、共産党との共闘大賛成派の方々が立件民主党に言ってくれるということになると、希望の党に入党される民進党の方々は、基本的に共産党との共闘を潔しとしない中道保守、穏健保守の方々だということになる。
 希望の党が、自民党と対峙し得る穏健保守、改革保守の人たちの集まりだ、などと言ってもなかなか信じてもらえなかっただろうが、これで希望の党が非自民、非共産、非立憲民主の第三極を志向する政党だということが確定する。
 有権者にとって分かりやすい選択肢が増えることはいいはずである。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171004-00010007-agora-pol

立憲民主党の成立により、希望の党が吸収した民進党から「民進リベラル・共産党との共闘派」が抜けて、「非自民、非共産、非立憲民主の第三極を志向する政党」になったと喜んでいるわけですが、選挙結果は惨憺たるものでしたねぇ。まあ、そもそも「非自民、非共産、非立憲民主の第三極」ってのも、自民が第一極だとして、第二極が何なのか不明でしたけどね(共産が第二極だという認識だったのだろうか?)。
とりあえず、希望の党野党第一党にすらなれず、結果的には「第三極」になったわけですが。