2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

初年兵二等兵から大尉まで進級した住岡義一大尉の供述

1940年に二等兵として中国戦線に送られた住岡氏は、終戦間際の1945年8月に大尉に進級しています。捕虜を使った新兵の刺突訓練から始まり、略奪・強姦・虐殺と日中戦争における戦争犯罪の典型例が供述として述べられています。 (P6-8、13-14、16) 一九四〇…

【嘘ニュース】群馬県知事による追悼碑設置更新不許可にあたってのおことば【嘘ニュース】

以下はネタです。 追悼碑設置更新不許可にあたって 20世紀の一時期、わが国は朝鮮を植民地として支配した。また、先の大戦のさなか、労務動員計画により、多くの朝鮮人が全国の鉱山や軍需工場などに動員され、この群馬の地においても、事故や過労になどで尊…

北坦村虐殺事件に関連する冀中作戦についての上坂勝少将の供述

中国が公開した歩兵第53旅団長の上坂勝陸軍少将の供述調書です。内容的には研究者には既に知られているものですが、一応一部テキスト化しておきます。 P6-8 (一)『冀中侵略作戦』 一九四二年五月下旬河北省安平県安平北方滹沱川及潴龍川中間地区に於て北支…

陸上自衛隊幹部学校元教官の認識に見る徴兵制と1970年における政治状況

1970年代までの自衛隊における有事に役立つ平時防衛力整備の検討 陸上自衛隊幹部学校の元教官である高井三郎氏が以下のようなことを述べています。 各国とも経済上の制約があり、普段から常時即応可能な完璧な軍備を整えて置く訳には行かない。 したがって、…