坂本龍一氏の「たかが電気」発言
坂本龍一氏がデモで「たかが電気のために命を危険に晒してはいけない」と発言した内容を、
原発容認 or 電気なし
の二者択一にしか解釈できない人は、理解力がとても残念だと思う。
(追記)
「言ってみれば、たかが電気です。たかが電気のためになぜ命を危険に晒されなければいけないのでしょうか?たかが電気のために、この美しい日本、そして、国の未来である子供の命を、危険に晒すようなことをすべきではありません」
http://www.j-cast.com/2012/07/17139629.html
問題のある発言ではありません。デモで訴える言葉としては普通ですよ。
「「電気で儲けた人が言うか」と疑問の声」*1というのは、単なる言いがかり。この理屈では、電気を使っている人間は全員原発賛成しなければいけないことになるので、無敵クンの論法。
言うまでも原発以外の電気でやっていけばいいだけの話で、つい最近まで原発は全停止していたわけですから。
書き込みの中には
http://www.j-cast.com/2012/07/17139629.html?p=2
「坂本さんは言葉遣いに慎重になるべきで、誤解されないように、原発以外に代替エネルギーはある、という表現をすべきだった」
と苦言を呈しているものもある。
無駄でしょう。どんな言い方しても難癖つけるに決まっています。そもそもそれほど誤解されるような台詞ですらありません。
「原発以外に代替エネルギーはある」と言っても、今度は証明しろとか難癖をつけたでしょう。
坂本氏を非難している人たちは、反原発をDisること自体が目的なので、どんな言い方をしても難癖をつけてきます。
彼等はそういう人たち、例えるなら夜中に騒音を鳴らして走り回ってる暴走族と同じだと思うしかないでしょう。