秦・大沼歴史修正コンビによる性暴力被害者侮辱会見での8項目の指摘に対する反論7

続き。

「7.勤務環境「兵隊らと同じリスクに直面」」

7.勤務環境「兵隊らと同じリスクに直面」
→戦闘地域外の安全な場所で勤務

http://www.sankei.com/life/photos/150317/lif1503170028-p1.html

元の記述は「Stationed in war zones, the women often confronted the same risks as soldiers, and many became casualties of war.」です。秦氏が「often」を無視しているのは、多分わざとでしょうね。
ビルマやフィリピンで戦闘に巻き込まれて戦死・餓死などに追い込まれた慰安婦はよく知られていますし、南洋では米軍の空爆で犠牲になった慰安婦も大勢いますから、記述として間違いではありません。
秦氏は「戦闘地域外の安全な場所で勤務」とか言ってますけど、拉孟は「戦闘地域外」ですか?どう考えても最前線ですよね。
中国では、分散配置された分遣隊が警備するトーチカに慰安婦を送っていた話もあります(「天皇の軍隊と朝鮮人慰安婦」P114-116)。

まあ、安倍や小泉のように、現に銃弾の飛んでこないところは全て戦闘地域外とでも言うつもりかもしれませんが(仮にそうだとしても拉孟の件があるわけですが)。