韓国の進歩派・保守派政党の国会議員が共に独島(竹島)に上陸

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韓国国会議員らが竹島に上陸

10/22(月) 15:23配信 産経新聞
 【ソウル=名村隆寛】韓国与野党の国会議員らが22日、竹島島根県隠岐の島町)を訪問した。国会の教育委員会に所属する議員で、「独島(竹島の韓国での呼称)には韓国の歴史が息づいている」とし、島への上陸を予告していた。
 一行は訪問目的を「(竹島領有を主張する日本の)歴史教科書の歪曲(わいきょく)糾弾と正しい歴史認識の鼓吹」と主張している。
 韓国政府は今年7月、日本の高校の次期学習指導要領の解説書に「竹島は日本固有の領土」と教えることが盛り込まれたことに抗議した。また、韓国では今月25日が「独島の日」として定められており、「記念日」を前にした訪問の色合いが濃い。
 この日、竹島上陸に参加したのは国会教育委の李燦烈(イ・チャンヨル)委員長のほか、与党「共に民主党」、最大保守系野党「自由韓国党」に所属する超党派の議員ら13人。一行は竹島上陸後、現地の守備隊を激励するなどしたもようだ。
 韓国では今年5月にも国会議員らが竹島に上陸した。日本政府は今回も韓国に議員らの竹島上陸の中止を要求していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181022-00000549-san-kr

個人的にはいたずらにナショナリズムを煽るパフォーマンスはやめてほしいんですけどね。
それはともかく、ここで注目したいのは、独島(竹島)上陸に参加したのが「与党「共に民主党」、最大保守系野党「自由韓国党」に所属する超党派の議員ら13人」であるという点。
進歩派・保守派問わず、領土問題では譲れないのであって、双方煽っても良いことは全く無いんですよね。むしろ現状を固定し妥協案を探りにくくなりますので、実効支配している側にとっては現状維持を続けやすくなるという利点があります。
尖閣諸島(釣魚群島)で日本側が中国に対して同じようなことをやっていますが、この手法は同時に紛争の火種を残すことになり、長期的にはメリットが無いんですよね。