便利な時代

ウェブを使った調べ物は結構やってるんですが、20年以上前の時代を知ってると現在の発展具合に感心することしきりです。

自分の趣味の調べものでいうと例えば法律関連。
昔だと家に父親のポケット六法があったくらいで、詳細な条文やら特別法やらを調べようと思ったら図書館でも行かないと無理でしたが、今ではほぼ全ての法律をウェブで調べることができます。
さらに判例にいたっては、近所の図書館でさえありませんでしたから、検索できるようになっているのは調べる者としてはすごい進化です。

さらに日本の法律だけでなく、アメリカやイギリス、中国や韓国の法律だって調べることができ、それを機械翻訳することで条文のおおまかな意味くらいは理解できるようになっています。ウェブがなかった頃だと、専門的な大学図書館でも海外の法律条文とかを調べられたかどうか怪しいらいでしょう。
まして、原文を日本語に訳すとかの手間を考えると、まず調べる気すら失せます。
それも英語とか中国語くらいなら、辞書片手にとっつくことくらいはできたかもしれませんが、ロシア語とかアラビア語とかになってくると素人にはお手上げです。

その意味では技術の進化ってすごいなあという思いを日々かみしめてますね。

世界の広さを知って感心すると同時に、生きてる間に辿りつけないことを知って残念にも思うわけで、まあ、なんとなくそれも含めて楽しいと思えるのは多分いいことだと思ってます。