都知事、わけの分からぬ事を話す

と言っても、石原慎太郎がわけの分からないことを喚くのはいつも通りなのだが・・・。

靖国神社>閣僚の不参拝を石原都知事が批判
毎日新聞 8月15日(月)20時43分配信
 東京都の石原慎太郎知事は15日、全閣僚が終戦記念日靖国神社を参拝していないことについて「日本人なんだから参ったらいいじゃないか。あいつら、日本人じゃねえんだ」と批判した。同神社参拝後、記者団に語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000066-mai-pol


戦没者慰霊ということなら、天皇も出席する全国戦没者追悼式に菅首相は出席して式辞を述べているので問題ありません。
靖国神社という一宗教団体に参らないと日本人じゃないってのは、間違いなく問題発言なのに、石原慎太郎にはメディアはやたらと甘い。まあ、石原にメディアが同調してるというよりは、問題発言として報道・批判しても、あまりに常態化しすぎてニュース性がないこと、暴言をリーダーシップと勘違いする風潮の存在が、批判への熱意を損なっているのでしょう。

石原都知事の暴言の特徴は、常に内向きなこと。誹謗中傷しても効果的な反論がしにくい立場の人にしか言わない。言い方もそうだし、相手もそう。
逆に、自分が責任者、あるいは先頭に立って、アメリカや中国などに直接、暴言を吐くことは絶対にしませんね。反論の矛先が自分に向かないように、誰かに言わせるか、あるいはなぜ言わないのか、とけしかける。

今回の場合は、靖国参拝した議員仲間がたくさんいるし、政府の不人気状態から、いくら言っても反論されないことを読んでのチキンな暴言です。そんなに主張したいなら、首相官邸に言って直接言えばいいのに、1対1は怖いから、それはしない。


産経新聞では、さらなる妄言が述べられています。

石原知事「あいつら日本人じゃない」 閣僚靖国参拝見送りに 
産経新聞 8月15日(月)13時24分配信

 東京都の石原慎太郎知事は15日、靖国神社を参拝した。石原知事は参拝後、報道陣に対し、首相と全閣僚が靖国神社に参拝しない方針を示したことに「あいつら日本人じゃないんだ」と激しく批判した。

 この日は、都の戦没者追悼式典に出席後、靖国神社に直行。「国を救ってくれって言った」と話した上で、報道陣から菅政権による政治の混迷を問われると「自業自得だよ。日本人が堕落したからこんなことになったんだ」と述べた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110815-00000531-san-soci

冷静に突っ込むなら、靖国神社に祀られてる戦死者のほとんどは第二次大戦、つまり日本にとっての負け戦の戦死者なので、「国を救ってくれ」って言ってもご利益は無いんじゃないのかな?


どうしようもない下劣な都知事ですが、こんな都知事を頂くのも自業自得。日本人が堕落したからこんな奴が都知事になったんだなぁ・・・