安倍晋三氏得意のメディアへの圧力炸裂

<TBS取材拒否>自民対応に理解 菅官房長官
毎日新聞 7月5日(金)13時38分配信
 菅義偉官房長官は5日午前の記者会見で、自民党がTBSの報道内容は公平さを欠くとして党幹部の取材や出演を当面拒否すると発表したことについて「客観的事実と違った報道をされた。抗議し、訂正を求めたが、(TBSが訂正)しなかったと聞いている」と述べ、自民党の対応に理解を示した。
 菅氏は会見で、自民党が問題視した報道内容について「(先の通常国会で)重要法案が廃案になったのは、すべて与党側に(責任が)あるという報道だったが、電気事業法改正案は政府として成立させたかった」と説明した。
 記者団から「今回の自民党の対応は行き過ぎではないか」との指摘が出たが、菅氏は「そうは思わない」などと反論した。【小山由宇】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130705-00000040-mai-pol

まあ、橋下氏が前例を山ほど作ってくれたので、自民党がこういうメディアへの威圧をやっても大したことにはならないと踏んだのでしょうね。それにメディアに圧力をかけて自民党に都合の悪い報道を萎縮させるのは、安倍晋三氏の得意技でもありますし。
自民党が勝つとわかってる選挙で、TBSがどこまで対抗するかに多少の興味は湧きますが単に時間の問題で、謝罪と関係者の引責が選挙前になるか選挙後になるかの違いでしかないと思います。

重要法案が廃案になった件については、自民党が問責決議を後回しにすれば成立した可能性が極めて高い*1ので、そりゃ自民党の責任が一番大きいと考えるべきでしょうよ。
少なくともそういう報道がされること自体は不当でも何でもありません。メディアに圧力をかけて「野党のせいだ」という報道をさせようとする今回の自民党の言動の方が異常です。

本当に、自民党って中国共産党にそっくりになってきましたねぇ・・・。

党を批判するメディアに圧力をかけるなどやり方が酷似してます。

*1:そういう合意が民主党とできていたので。