連合は次期参院選で自民党が圧勝しても構わないらしい

この件。

共産との選挙協力に反対=連合会長

時事通信 1月15日(金)10時2分配信
 民主党岡田克也代表ら幹部は15日午前、支持組織である連合の神津里季生会長らと東京都内のホテルで意見交換した。
 岡田氏は維新の党との衆院統一会派結成などを報告し、夏の参院選での支援を要請。神津氏は野党統一候補に関し、「各地方で民主党が中心になって擁立した無所属候補を、後から共産党が応援することはあっても、最初からその輪の中に共産党があるのは違う」との認識を伝えた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160115-00000062-jij-pol

共産党選挙協力しても勝てるかどうか厳しい状況にも拘らず、“あいつと組むくらいなら死んだ方がマシ”とばかりの反応ですね。
共産党野党統一候補の戦略を諦めたとしても次期参院選では議席数を増やすのはほぼ確実ですが、民主党共産党と競合した場合壊滅的な損害を被るのがこれもほぼ確実です。一番得をするのは自民党ですが、連合としてはそれでいいんでしょうか。
それともまだ共産党相手にチキンレースをやってるつもりなんでしょうか。
あるいは自民党が圧勝した後、自民党に擦り寄るつもりなんでしょうか。
安倍政権で連合が厚遇されるとはとても思えませんけどね。

個人的な意見ですが、あくまで連合や民主党が“共産党は一方的に協力すべし”という態度を崩さないのであれば、共産党野党統一候補や国民連合政府構想を諦めて全ての選挙区で候補者を出せばいいと思いますし、その場合は選挙区での得票予測状況に関わらず共産党に投票するつもりです。

以前は、共産党が協力しないせいで野党統一候補が出せないと思っていましたが、それでも共産党が一方的に譲歩すべきとは思っていませんでした。今回のように、共産党が譲歩しているにも関わらず、民主党などが共産党には一切譲歩しないという態度を採るのであれば、野党統一候補が出せないのは共産党のせいではありませんので、安心して共産党に投票します。

協力と言うのはギブアンドテイクで成立するものであって、一方的な服従を強いるような政党に票を投じるつもりはありません。