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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190107-00000004-mai-pol「みんなの党」候補者公募へ 統一選で渡辺喜美氏
1/7(月) 8:18配信 毎日新聞
旧みんなの党の代表を務めた渡辺喜美参院議員は5日に栃木県大田原市内であった後援会の会合で、今春の統一地方選の立候補者を政治団体「みんなの党」として公募する意向を表明した。統一選の結果を踏まえて、今夏の参院選への対応を検討する考え。
渡辺氏は「みんなの党の旗、ゼッケンを掲げて選挙に出たい人が何人もいる」と述べた。公募はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で行い、応援演説やビデオメッセージなどで支援する。
みんなの党は2014年に解党したが、渡辺氏は同名の政治団体の代表になり、昨年12月に事務所を都内から那須塩原市に移した。【柴田光二】
2019年7月に予定される参院選では改選議席数の問題から、順当に行けば自民党が議席数を減らすのは確実な状況です。
安倍政権・自民党やこれに協力する右派野党勢力にとっては、自民党の大敗を避けたいところで、そのためには参院選における野党協力をいかに妨害するかにかかっています。
維新の会と希望の党が参院で統一会派を結成するなど*1の動きはこの一環でしょうし、昨年後半からメディアでの露出が目立つようになった橋下氏あたりを入れて、立憲民主党や共産党以外の野党協力や合流をぶち上げる可能性がかなり高いと思われます。
おそらくは、共産党排除を明言した上で、立憲民主党に対しては合流を持ちかけ、立憲民主党がこれを拒否すれば、橋下寄りのメディアが“立憲民主党こそ野党協力を阻害し、自民党政権を助けている!”と難癖をつけるあたりまで既定路線なんだろうなぁ、と見ています。
これに加えて、安倍政権側には消費増税延期や日ロ交渉の成果でっち上げ、あるいは中国・韓国・北朝鮮に対する敵愾心を国内的に煽動するなどの手段がいくつもありますから、次期参院選で自民党を大敗にまで持っていけるかは微妙なところでしょうね。
議席数微減程度なら、産経新聞あたりが“安倍政権大勝利!”の大本営発表を流すでしょうし。
まあ、わかっていても対処のしようが無いのが問題で、結局のところ、有権者自身が安倍政権の危険性に気づかないと話にならないわけですが、それもあんまり期待はできないでしょうね。ゆで蛙に“お前、ゆでられてるよ”と言っても無理ですし。
さて、どうしたものか。