確かに文化庁を廃止するか萩生田文部科学大臣と宮田文化庁長官が辞任するかすべきだろうね

この件。
立憲・枝野氏「文化庁は廃止した方がいいんじゃないか」(9/29(日) 17:20配信 朝日新聞デジタル)

まあ、安倍政権が応じることは絶対無いでしょうけど、あいちトリエンナーレに対する文化庁補助金の撤回の一件は、文化庁の廃止、文科相文化庁長官の辞任に匹敵するくらいの内容であることは確かですね。
文化庁の任務は「文化の振興及び国際文化交流の振興を図る」(文科省設置法18条)ことであって、検閲することじゃありません。

ちなみにもし補助金撤回を中止したとしても、撤回決定した側に何らかの処分が下されない限り今回の事件が自己検閲の圧力として機能しますから、ことここに至っては、日本の表現の自由が政権圧力による自己検閲を受容するか、表現の自由を弾圧した政府側に責任を取らせるかの二択しかありません。
そして、おそらく前者になると思います。

あいちトリエンナーレに対する文化庁補助金撤回事件に対する批判は対して広がることなく、1ヶ月もすれば一部の人が批判し、ごく一部のメディアがごく稀に思い出したかのようにとりあげ、政府寄り論者が擁護する記事の方が多くなるでしょうね。

当然、次の選挙の時には有権者のほとんどは頭の片隅にも残っていないことでしょう。

そして、今回越えた“一線”の向こう側にまた新たな“一線”が引かれ、その“一線”もまた易々と突破されるでしょう。
これまで何度も繰り返されてきたように。