「反日」かどうかでしか語れない貧弱な視点

韓国国民の怒りが「反文在寅」に向かわず、「反日外交」が止まらない理由(牧野愛博:朝日新聞編集委員 2019.9.30 5:25 )
韓国“デモ事情”激変!「反日」から「反文」へ? 「文在寅辞めろ」「日本に謝れ」日の丸掲げる参加者も…タマネギ男&南北統一が引き金か フォトジャーナリスト・山本皓一氏が徹底取材(9/30(月) 16:56配信 )

この二つの記事が同じ日に出るんだから、日本国内の韓国報道ってどんだけいい加減なのかと思わざるを得ませんねぇ。
「韓国国民の怒り」はどっちに向っているんだか。
牧野愛博氏の「韓国が日本に対して理解のある態度を示すようになる可能性は高くない」という日韓関係の責任が韓国だけにあるかのような言説とか、山本皓一氏の「文政権の『赤化統一』を進める実態がバレ始めた」というアホかと評価するしかない記述とか・・・。

一番まともだと感じた記事はこれ。
韓国・大規模「検察改革デモ」は、’支持層の結集’に過ぎないのか?(徐台教 | ソウル在住ジャーナリスト。「コリアン・ポリティクス」編集長 9/30(月) 15:25 )

徐台教氏の記事は韓国市民の心情を“反日か否か”みたいな粗雑な分類にあてはめてたりしていないので、複雑さや多様さが伝わりますね。