慰安婦問題の件・2つ目

もう一つはこの件。
「2015年に日本が約束した10億円、慰安婦支援団体の代表は事前に知っていた」(5/8(金) 6:56配信 中央日報日本語版)

この件はニュース性がよくわかりません。
記事本文中にこう書かれています。

ほぼ最終段階で行われた譲歩なので、挺対協側に少女像関連の内容を伝えることはできなかった。だが、その以外の▼日本の内閣総理大臣が謝罪して▼被害者のために日本が予算で10億円を拠出する--などの内容はすでに尹氏に説明したという。
だが、尹氏率いる挺対協はその直後、「被害者の意見を吸い上げていない拙速合意」として源泉無効化を主張した。尹氏は当時「被害者への相談が全くなかった(合意は)解決だとみることはできない。被害者は知らないままで、加害者がこのようにするつもりだ言って解決されたとみることはできない」と主張した。
これについて2017年文在寅政府発足後、外交部は「被害者および関連団体の反発」を理由にタスクフォース(TF、作業部会)を設け、同年12月には慰安婦合意が被害者中心主義から外れており欠陥が重大だという結論を下した。TFは「外交部は交渉進行過程で被害者側に時々内容を説明した」としつつも「しかし『最終的かつ不可逆的』な解決確認、国際社会非難・批判自制など韓国側が取る措置に対しては具体的に知らせなかった」とした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000001-cnippou-kr

「外交部は交渉進行過程で被害者側に時々内容を説明した」「しかし『最終的かつ不可逆的』な解決確認、国際社会非難・批判自制など韓国側が取る措置に対しては具体的に知らせなかった」のであれば、挺対協が反対するのは当たり前としか思えません。

契約内容のうち、一方の当事者が賛同する部分だけ伝えて、反対するであろう部分は伝えないまま契約締結されて納得する人なんかいないでしょうに。