日本社会はもう駄目かも知れない

韓国政府が慰安婦関連予算を増額しました。
慰安婦である生存者56人に対する生活支援金や介護・医療費、彼女らが住む「ナヌムの家」などの関連施設費などのための予算です。韓国政府は元慰安婦らに対してこのような支援をずっと続けていますが、無知な日本のネトウヨ嫌韓バカらは「韓国政府が補償するべき」などといった寝言をほざき続けています。

ネトウヨが人間のクズであることは言を俟ちませんが、日本のメディアまでがネトウヨに媚びてクズ化している現状を見ると、日本はもう駄目かも知れませんね。

例えば、この韓国政府の慰安婦関連予算に対して読売新聞はこのように報道しています。

韓国「慰安婦事業」予算、2・3倍に増額

 【ソウル=吉田敏行】韓国女性家族省は27日、いわゆる従軍慰安婦関連の事業予算を2014年度(1〜12月)、昨年度比2・3倍の45億8700万ウォン(約4億3400万円)に増額したと発表した。
 ここ数年では最多。広報予算を大幅に増やし、慰安婦問題を国内外でアピールする狙いがある。
 同省によると、「被害者の名誉回復、歴史意識の向上事業」に、予算全体の約7割に当たる33億8300万ウォン(約3億2000万円)を配分した。主な事業としては、国内2か所の慰安婦関連施設の建設に7億ウォン(約6600万円)を投じる。
(2014年1月28日10時10分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140127-OYT1T00970.htm

この記事には、この予算が元慰安婦らの生活支援などに使われていることには一切触れていません。その代わり「広報予算を大幅に増やし、慰安婦問題を国内外でアピールする狙いがある。」などと韓国政府の“意図”を勝手に忖度して、宣伝だけの予算であるかのように読者を誤誘導しています。


これに対して中央日報はまだまともです。

慰安婦予算」支援金・介護費など倍増へ=韓国

2014年01月28日08時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 今年、日本軍の慰安婦被害者問題の解決のための予算が2倍以上に増える。韓国の女性家族部は慰安婦関連予算を昨年の19億6700万ウォン(約1億8630万円)から今年は45億8700万ウォンに拡大したと27日明らかにした。慰安婦被害者らの時間がいくらも残っていないという判断からだ。前日の26日には慰安婦被害者の生存者56人中の1人であるファン・クムジャさん(90)が持病で亡くなった。
被害者1人に支援する生活安定支援金は月101万2000ウォンで、昨年よりも3万ウォン上がった。また慰安婦被害者の大部分がストレス障害認知症など老人性疾患を患っている状況を考慮して、介護・治療費支援総額を約1億5000万ウォン増加した。京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)市にある「ナヌムの家」歴史館の改修費用に5億ウォン、追慕館の建設5億ウォンなど33億8300万ウォンが関連事業に入る。 .

http://japanese.joins.com/article/113/181113.html

高齢化により「慰安婦被害者らの時間がいくらも残っていないという判断」と報じ、予算の使途などを適切に記載しています。

ツイッターではこのような人間のクズによる暴言が流れていますが、読売新聞の“意図”もこれと大差ないように思えます。

井下田 清智
‏@Igeta_Kiyonori 慰安婦
死ぬまで待とう
あと少し

https://twitter.com/Igeta_Kiyonori/status/427805855900119040

これが今の日本社会のモラルの現状です。

恥の文化?これが?