与党系40.0%、野党系11.9%

この件。

投票先自民27%、民進8% 衆院選比例、解散「反対」64%

2017/9/24 17:33
 共同通信社は23、24両日、衆院選を前に有権者の関心度や政党支持の傾向を探るため全国電世論調査(第1回トレンド調査)を実施した。現時点で比例代表の投票先政党は自民党が27.0%で、民進党は8.0%だった。安倍晋三首相によるこの時期の衆院解散について賛否を聞くと、反対が64.3%で、賛成は23.7%にとどまった。
 比例代表の投票先で、小池百合子東京都知事の側近らが結成する新党は6.2%。以下、公明党4.6%、共産党3.5%、日本維新の会2.2%、社民党0.3%、自由党0.1%と続いた。日本のこころは0%で、「まだ決めていない」は42.2%だった。

https://this.kiji.is/284603834746487905

与党の自民党公明党の合計は31.6%、事実上の与党である維新を加えると33.8%、さらに極右の小池新党を加えると40.0%。いちおう日本のこころを足しても40.0%(笑)。
これに対して、野党系は民進党共産党で11.5%、社民と自由を足しても11.9%。

与党系と野党系の比率は 4:1。
小選挙区の特性を考慮して実際の議席数ではもっと差が開くと想定すると、衆院選は安倍の圧勝ですかね。

第三極詐欺勢力である維新と小池新党の合計は、8.4%。

自民離れできていない日本社会では、投票行動が“自民か自民以外か”の二者択一になってしまうので、自民にとっては非自民票を分散させるのが必勝策なんですよね。みんな→維新→小池、と今回もまた非自民票を8.4%もかっさらうわけで、どうにも困ったものです。

非自民票だけで考えれば、自公31.6% に対して非自民20.3%と勢力比を3:2 にまでもっていけるはずなんですけどね。“自民か自民以外か”の思考回路では、“自民にお灸を据える”というエクスキューズでしかなく、自民以外ならどこでもいいという短絡思考でとりあえず目新しいものにとびつく、になっちゃうんですよね。

どうにも救いがたい。