「風浪階級1m」は「さざ波」だろうか?

防衛省公表の映像につけられている気象状況の説明に以下のような記載があります。

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風浪階級:1m(さざ波がある程度)
うねり:南へ1m

http://www.mod.go.jp/j/press/news/2018/12/28z.html

波の高さが1mで、これはさざ波がある程度だという説明に読めます。

一方、海上保安庁のサイトにある風浪階級表は以下の通りです。

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https://www.kaiho.mlit.go.jp/10kanku/aburatsu/mics/05.kaijouhoandayori/uminohitokuchi/nami-uneri/nami-uneri.htm

さざ波がある程度である階級1の場合、波の高さは10㎝以下となっています。
波の高さが、1mあれば、風浪階級は3でやや波がある状態となります。

さて、防衛表公表の気象情報である「風浪階級:1m(さざ波がある程度)」との記載は、風浪階級1を間違って「1m」と記載したのか、それとも波の高さ1mを誤って「(さざ波がある程度)」と表記したのか、どちらなんでしょうかね。