一般会計の予算規模の推移

以下は1999年度以降の一般会計予算規模を示したものです。

(単位:百万円)

年度 当初予算 補正予算1 補正予算2 合計 担当内閣
1999 81,860,122 373,665 6,788,976 89,018,897 小渕内閣
2000 84,987,053 4,783,174 - 89,770,227 小渕内閣*1
2001 82,652,379 1,060,953 2,639,222 86,352,554 森内閣*2
2002 81,229,993 2,458,991 - 83,688,984 小泉内閣
2003 81,789,078 150,491 - 81,939,569 小泉内閣
2004 82,110,925 4,767,779 - 86,878,703 小泉内閣
2005 82,182,918 4,521,910 - 86,704,827 小泉内閣
2006 79,686,024 3,772,319 - 83,458,343 小泉内閣*3
2007 82,908,808 895,383 - 83,804,191 安倍内閣*4
2008 83,061,340 1,064,122 4,785,751 88,911,213 福田内閣*5
2009 88,548,001 13,925,558 - 102,473,560 麻生内閣*6
2010 - - - - 鳩山内閣


一見してわかるのは、麻生内閣の浪費っぷりです。
2008年度の補正予算はおくとしても、2009年度当初予算から88兆円という大盤振る舞いです。それに補正予算で10兆円超というのもすさまじい金額です。
さらに、当初予算+補正予算の100兆円超は2008年度以前の予算を10兆円以上上回っています。

予算の額を見る限りでは、小泉時代は予算規模を80兆円台前半に押さえようとする努力が見受けられますが、麻生内閣はタガが外れたように巨額の予算を通しています。

ちなみに税収見積は麻生内閣時にはすでに減少し46兆円(2009年3月)と見積もられてました(実際には40兆円を割ると見られる)。

なんだか、麻生は政権交代が避けられないと見て、せいぜい無駄遣いしてやった、と言う風にも見えます。


上記を見て

鳩山政権の当初予算は少なくとも85兆円規模にすべきだろうと個人的には考えてます。
ま、特別会計から歳入を補填できるならこの限りではありませんが。

*1:補正予算森内閣

*2:補正予算(第1次・第2次とも)は小泉内閣

*3:補正予算安倍内閣

*4:補正予算福田内閣

*5:補正予算(第1次・第2次とも)は麻生内閣

*6:ただし、鳩山内閣により補正予算のうち約3兆円が執行停止