池田信夫の水増し捏造記事

つっこもうかどうしようかと思ったのですが、一応。

朝鮮人は「抗日戦争」で中国を侵略した - 池田 信夫

アゴラ 7月14日(月)10時3分配信
BLOGOSの上半期の「支持数ランキング」ベスト10に私の記事が3本も入り、そのうち2本が日本は韓国を侵略していないという自明の話であることは、ちょっと考えさせられる。学校で、こういう歴史をちゃんと教えていないのだろう。
第二次大戦当時の朝鮮半島は日本の領土だったので、自国を侵略することはできない。これを知らない人は意外に多いが、驚いたことに、中国の習近平国家主席もその一人だ。彼は韓国の朴槿恵大統領との首脳会談で「来年は抗日戦争勝利の70周年」とのべて共同記念行事を提案したらしいが、韓国は回答を保留している。それはそうだろう。韓国は「抗日戦争」で中国を侵略した側だったからだ。
慰安婦」をめぐるバカバカしい騒動も、この錯覚に端を発している。その一例が、NYタイムズの次のような記事だ。
“Prime Minister Shinzo Abe of Japan visited a contentious Tokyo war shrine early on Thursday, provoking swift condemnation from China and South Korea, both victims of Japan’s wartime aggression.”
ここでは中国と韓国が「日本の侵略の犠牲者」として併記されているが、これは明白な誤りだ。これを書いた田淵広子記者と(いまだに訂正しない)NYTの東京支局は、歴史への無知をさらしている。朝鮮は戦場ではなかったので、日本軍が慰安婦を「強制連行」するなどということもありえないのだ。
延べ242万人の朝鮮人兵士が志願して戦争におもむき、「抗日戦争」で中国を侵略した。韓国はこの「黒歴史」を封印したいのだろうが、皮肉なことに習近平がそれを思い出させる結果になった。ぜひ中韓共同で70周年記念行事をやって、正しい歴史を記憶してほしいものだ。
池田 信夫

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140714-00010002-agora-int

「延べ242万人の朝鮮人兵士が志願して戦争におもむき、「抗日戦争」で中国を侵略した。」のくだりですが、見てて呆れました。242万人って、当時の朝鮮人口の1割に相当しますよ。デタラメもいいところですが、池田氏の場合は無知故の間違いが意図的なデマか判断に迷うんですよね。
おそらく、厚生省統計による朝鮮半島出身者の軍人・軍属の合計である242,341人の誤記か改ざんと思われますが、この24.2万人にしても軍人・軍属の合計で軍人は11.6万人程度でこれは徴兵された者がほとんどで、志願兵として記録が残っているのは延べ1.7万人程度にすぎません。池田氏はこれを100倍以上に水増ししているわけですから呆れる他ありません。

低レベルすぎて突っ込む気も失せるんですが、一応突っ込んでおきました。