過去の発言に誤りがあったことを訂正・謝罪した人間が衆人環視の中で袋叩きにされ首を斬られるのが日本の文化です。同時に自らの捏造・暴言に対して謝罪どころか訂正もしない人間に対しては見て見ぬ振りをして沈黙するのも日本の文化です。
そういう文化の社会であるからこそ、“一度謝罪すれば永遠にたかられる”などの疑心暗鬼に囚われ、するべき謝罪もろくに出来ないのでしょう。
そしてそういう文化の中では、間違いを繰り返さないように構造的に改めるということができません。間違いの責任者を袋叩きにして見せしめにすることで恐怖による戒めという属人的な対応のみ可能です。そういう属人的な対応は、一度発生した間違いを隠蔽する方向に組織や個人を誘導し、結果として表面上は“間違い”のない“美しい国”になります。
さて、次の選挙も自民党に投票し、“美しい国”へ向けて最後の一歩を踏み出しましょう。
私はご免被りますが。