安倍政権を批判するフリをして民主党政権に責任を押し付ける橋下氏と同様の論調

この件。
「決定的な落ち度といえます」櫻井よしこが喝破する“新型コロナで露呈した日本の弱点”(3/16(月) 6:00配信 文春オンライン)

まあ所詮、櫻井よしこだからなぁ。

以下の部分とか嘘八百だし。

 ジャーナリストの櫻井よしこ氏は、「こうした法律の不備は、2009年に203人もの犠牲者を出した新型インフルエンザの際にも露呈していました」と指摘する。
 いまに至るまで尾を引いている、新型インフルエンザ発生の際の問題点について櫻井氏が語る。 
 当時、新型インフルエンザに対応していたのは検疫法だ。これは戦後まもない1951年(昭和26年)に制定された法律であり、21世紀型の大規模感染症に対応するには時代遅れの面は否めなかった。
「そのころ、国会で検疫法の改正に向けた動きがありました。ところが、さんざん議論を重ねたにもかかわらず、当時の鳩山由紀夫政権は煮え切らず、半世紀以上前に作られた法律がほぼ残ってしまい、結果として多くの犠牲者を出してしまったのです」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200316-00036621-bunshun-pol

まるで鳩山政権が検疫法をちゃんと改正しなかったから2009年の新型インフルエンザ流行で203人が死んだかのように櫻井よしこ氏は書いていますが、2009年の新型インフルエンザ感染が日本国内で最初に確認されたのは2009年5月9日(成田空港の検疫で確認。国内で感染した最初の事例は5月16日)で、この当時は麻生政権(2008年9月24日~2009年9月16日)です。
鳩山政権が成立した時には既に国内での感染拡大が進んでいて、検疫法とかで対応する段階じゃありませんでした。

というわけで、いつもの通り息を吐くようにウソをつく櫻井よしこ氏でありました。

まあ、この人はウソをついて他人の名誉を毀損しても裁判所によって愛国無罪が認められていますから味を占めてるんでしょうねぇ。いわば政府公認の嘘つき許可証をもった煽動屋といったところでしょうか。