相模原事件の被告に死刑判決が出た件について。

死刑反対。
命を選別できるとして多数の障碍者を殺傷した被告の論理には一片たりとも理がありませんが、であればこそ、命の選別である死刑に賛成できません。
一個人による命の選別は罪だが、法に基づき裁判所で決定する命の選別は罪ではないとするならば、障碍者安楽死を推進したナチスの罪を問うこともできません。
被害者や遺族が賛同するのは理解はできますが、そうではない人が相模原事件の被告の死刑に賛同することは、命の選別は可能だとする被告の思想への賛同に他ならないと考えます。